災害は、いつ・どこで起こるか分かりません。
停電・断水・物流ストップ――そんな時に心強いのが「非常食」です。
私は【元消防職員・防災士】として避難所支援を行ってきましたが、
美味しい非常食を備えていた人ほど、心に余裕を持てていたことを実感しています。
💡 非常食が“命の備え”になる理由
1️⃣ 食べることで体力と免疫を維持できる
災害時はエネルギー消費が増え、栄養が不足しがち。
2️⃣ 「食の安心」がストレスを和らげる
不安な時こそ、温かく美味しい食事が心を支えます。
3️⃣ 高齢者・子どもにも対応できる食材が必要
噛みやすさ・味・消化の良さも重要なポイント。
✅ 防災士がすすめる“非常食の備え方”
■ 1人3日分を最低ラインに
- 主食(ごはん・パン・麺)
- 主菜(レトルト食品・缶詰・カレーなど)
- 副菜(野菜スープ・乾燥野菜・みそ汁)
- おやつ(ビスケット・ようかん・チョコ)
💡 できれば1週間分のストックを。
■ おすすめの非常食例
- アルファ米(お湯・水どちらでもOK)
- レトルトカレー・パスタソース
- 缶詰(ツナ・さば・ミートボール)
- クラッカー・乾パン・栄養バー
- インスタント味噌汁・スープ
- 常温保存できるパン・おかゆ
⚙️ “ローリングストック法”で無理なく続ける
非常食は「買って終わり」ではなく、
普段から食べて、使った分を買い足すのがコツ。
- 家族で“非常食の日”を決めて試食
- 好みや味の確認を兼ねて楽しく更新
- 賞味期限が近いものから消費
👉 “食べ慣れた味”が、災害時の安心につながります。
🌍 被災地での実例
熊本地震では、避難所で「味が薄い」「冷たい」「量が少ない」といった声が多く聞かれました。
一方、自宅避難を選んだ家庭で“温かい非常食”を食べられた人は、
心の落ち着きを保ちやすく、健康状態も良好だったのです。
💬 食べ物は「命の燃料」であり、同時に「心の支え」でもあるのです。
💬 防災士からのメッセージ
非常食は“非常”のためだけのものではありません。
日常の延長線上にある「生きる準備」です。
「自分や家族が笑顔で食べられる味」を備えてください。
それが最も現実的で、強い防災対策です。
🔋 まとめ:非常食は“生きる力を守る食事”
- 1人3日〜1週間分をストック
- 家族で味の確認と更新
- ローリングストックで継続
災害時に“食べる安心”があるだけで、
心と体のエネルギーは確実に保たれます。
【元消防職員・防災士】として、
私は“非常食こそ最も身近で美味しい命の備え”だと伝えたいです。
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