キャプテン翼は「ボールは友達」「最後まであきらめない」を軸に、仲間と共に強敵へ立ち向かう物語です。
実はこの作品には、防災に通じる考え方が数多く隠れています。
今回は、防災士の視点で「キャプテン翼×防災」から学べる災害対応のエッセンスを解説します。
■① 翼くんの“判断力”は防災に直結する
翼くんは常に冷静で、その場で最適な判断を下します。
・ピンチでも焦らない
・情報を即座に整理
・最善の選択を選ぶ
これは災害時の「初期判断」と同じです。
✔ 逃げるべきか?
✔ とどまるべきか?
✔ 周囲に声をかけるべきか?
この“1秒の判断”が生死を分けることがあります。
■② 若林くんの“守る意識=防災の本質”
若林くんは鉄壁のゴールキーパー。
彼の役割は「絶対にゴールを守る」。
防災でも同じで
家族・地域・自分の命を守る“守備力”が最も大切。
✔ 火災予防
✔ 家の耐震化
✔ 備蓄
✔ 早期避難
“守りを固める”ことこそ防災の基礎です。
■③ 日向くんが教える「攻めの防災」
日向くんは“どんな状況でも前に進む”象徴。
これは防災における
主体的行動・積極的な準備 の象徴と言えます。
✔ 防災リュックの更新
✔ 家族会議
✔ ハザードマップの確認
✔ 地域訓練への参加
「行動する人」だけが、いざという時に命を守れます。
■④ 仲間との連携は避難行動そのもの
キャプテン翼は“チームワーク”が鍵。
災害もまったく同じです。
✔ 家族との合流場所
✔ 非常時の連絡方法
✔ 隣人との声掛け
✔ 高齢者・子どもの見守り
個人プレーだけでは守れない。
災害はまさに「チームで戦うスポーツ」です。
■⑤ コーチ陣の存在は“正しい情報源”
ロベルト本郷をはじめ、キャプ翼の指導者は
常に正確なアドバイスを与えます。
現実の防災での“コーチ”はこれです👇
✔ 自治体公式発表
✔ 気象庁
✔ 消防・警察
✔ NHKなど信頼メディア
誤情報に振り回されると、
災害時は命の危険に直結します。
■⑥ ケガ対策=災害の“二次被害”予防
キャプテン翼では試合中のケガが大きなテーマになる場面があります。
災害現場でも、
● 転倒
● ガラスによる裂傷
● 落下物による打撲
● 床の散乱物で負傷
が非常に多い。
そのため日常から
✔ 室内の固定
✔ 家具転倒対策
✔ 非常灯の準備
✔ スリッパ・靴の備え
が“プレー中のケガ防止”と同じほど重要。
■⑦ ライバルの存在=“想定外の事態”
三杉くん、松山くん、岬くんなど、
翼の前には多くの強敵が現れます。
災害でも“想定外”が必ず起きます。
✔ 予定より早い浸水
✔ 想定外の停電
✔ 通れない避難路
✔ 備蓄の不足
だからこそ
「一つの想定に依存しない多重備え」 が必要。
■⑧ 最後まであきらめない姿勢が命をつなぐ
キャプテン翼の本質は“あきらめない心”。
災害時も、
助かる人の多くは最後まで生存努力を続けた人です。
✔ 声を出す
✔ 光を使う
✔ 動き続ける
✔ 身体を温める
✔ 周囲に助けを求める
この積み重ねが、救助率を確実に上げます。
■まとめ|キャプテン翼は“災害で生き抜く力”を教えてくれる
✔ 判断力=初動の早さ
✔ 若林くん=守る防災
✔ 日向くん=攻めの準備
✔ チームワーク=避難行動
✔ 正しい情報=信頼できるコーチ
✔ ケガ予防=二次被害の回避
✔ 想定外への備え
✔ あきらめない心=生存力
結論:
キャプテン翼の精神は、防災の本質と完全に一致する。 防災士としても、“チームで命を守る力”を育てる作品だと強く感じる。

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