災害時、最も危険にさらされやすいのが 高齢者 です。
避難が遅れる、情報が届かない、体が動かない──
多くの被害はこの3つが重なることで起きます。
私は【元消防職員・防災士】として、
高齢者支援・福祉避難所の運営にも関わってきましたが、
結論はただ一つ。
“高齢者の防災は、事前準備の量で安全度が決まる”
💡 高齢者が災害で危険にさらされる理由
- 歩行が遅い
- 判断が遅れる
- 階段・段差が苦手
- 薬がないと体調悪化
- 視力・聴力が低下
- 普段の生活から避難行動に切り替えられない
👉 若い人の2〜3倍の時間が必要 と考えるべき。
✅ 防災士がすすめる「高齢者を守る5つの準備」
■ ① 避難の“サポート役”を決めておく
- 家族の誰が誘導するか
- どのルートで移動するか
- 車を使うのか徒歩なのか
- 夜間の場合の対応
“誰が連れて行くか”を決めるだけで被害は激減します。
■ ② 薬・医療情報をまとめておく
- 1週間分の薬
- 薬の説明書
- お薬手帳
- 主治医・病院の番号
- 血圧・持病のリスト
💡 医療情報は 命のデータ。
災害時は病院が混雑するため、事前準備が必須です。
■ ③ 高齢者用の防災バッグを作る
- 水・ゼリー飲料
- 杖・補助具
- 常備薬
- 老眼鏡
- 紙パンツ
- ウェットティッシュ
- タオル
- 携帯トイレ
“軽い装備”が基本。重いと移動できません。
■ ④ 住宅内の安全強化(転倒が最大リスク)
- 家具固定
- 廊下の夜間照明
- 段差の解消
- 手すりの設置
- 滑らないマット
地震でも豪雨でも、
避難前に家の中でケガをする高齢者が圧倒的に多い。
■ ⑤ 早めの避難を徹底
高齢者は
「警戒レベル4(避難指示)」では遅い。
目安は
✔ レベル3(高齢者等避難)
この時点で避難を開始するのが最も安全。
⚠️ 高齢者防災でよくある失敗
× 避難開始が遅い
× 介助者が決まっていない
× 薬を忘れる
× 夜間の歩行が危険
× トイレ問題で避難を嫌がる
👉 高齢者が避難を嫌がる理由は“準備不足”がほとんど。
🌍 被災地で実際にあった事例
- 夜間、避難中に転倒し骨折
- 車いすで避難しようとしたがルートが悪く動けない
- お薬手帳がなく治療が遅れた
- 介助者が不在で避難が遅れ孤立
- 避難所でトイレ問題が深刻化
どれも たった1つの準備 で防げたケースばかり。
💬 防災士からのメッセージ
高齢者は災害に弱い。
でも、
家庭の準備で“弱さ”は確実に減らせる。
大切なのは
- 早く避難する
- 情報をまとめておく
- 家の中を安全にする
この3つ。
今日やるだけで、守れる命が確実に増えます。
🔋 まとめ:高齢者の防災は“家族で守る命のプロジェクト”
- 避難サポート役を決める
- 医療情報と薬の準備
- 高齢者向けの防災セット
- 家の安全対策
- レベル3で避難開始
高齢者を守ることは、
家族の安心そのものです。
【元消防職員・防災士】として、
私は“高齢者を守る防災は家族全員の責任であり愛情”だと伝えたいです。
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