【防災士が解説】防災×冬×マフラー必要性|首を守るだけで“体温ロス40%カット”する最強防寒装備

冬の災害は「寒さ」との戦いです。
特に停電・暴風雪・深夜避難が重なると、体温低下は一気に危険レベルに達します。

その中で、防災士として最も重要と考えるのが “首を守ること”=マフラーの準備
首元の冷えは体温低下の最大原因であり、冬の防災では命に関わります。

ここでは、冬におけるマフラーの必要性と、防災目線の正しい選び方を解説します。


■① なぜ“首”を守るだけで体温低下を防げるのか?

首には太い血管(頸動脈)が通り、ここが冷えると血液ごと体全体が冷えてしまいます。

● 首の冷えは“体温ロス40%”に直結
● 手足より先に体温が奪われやすい
● 人は「首・手首・足首」から冷える

特に停電時の室温低下、深夜の避難、外での雪かき時などでは、
マフラー1枚の有無が体温維持の決定差になることがあります。


■② 冬の災害でマフラーが必要なシーン

● 停電で暖房が使えない
● 強風・吹雪の中での避難
● 車の立ち往生(車内温度低下)
● 雪かき・屋外作業
● 夜間・早朝の気温急降下
● 避難所が寒い場合

これらの場面で首を冷やすと、
低体温症のリスクが一気に跳ね上がります。


■③ 防災士が推奨するマフラーの種類

冬の防災で使えるのは以下の3タイプ。


■④ ①【フリースマフラー】最も軽くて暖かい

● 軽い
● 洗える
● 乾きやすい
● 保温力が高い

非常持ち出し袋に入れてもかさばらないため、防災マフラーの定番。


■⑤ ②【ネックウォーマー】避難時の“最強装備”

● 落ちない
● 手が塞がってもズレない
● 暴風でも外れにくい

避難行動が必要なときは、マフラーよりもネックウォーマーが圧倒的に安全です。


■⑥ ③【発熱素材の防寒マフラー】停電時に効果大

● ヒートテック系
● 起毛タイプ
● 冷えやすい人向け

停電・暖房停止のときに体温を守ってくれます。


■⑦ 子ども・高齢者は“首の保温”が最優先

● 子ども → 体温調整が苦手
● 高齢者 → 低体温症のリスクが高い

子どもはネックウォーマー、高齢者は軽いフリース素材がおすすめ。


■⑧ マフラーは防災バッグ・車に必ず入れる

冬は環境が急変しやすく、以下に備えておくと安心です。

● 防災リュック
● 車(立ち往生対策)
● 玄関
● 寝室(深夜避難)

特に車は深夜に急激に冷えるため、マフラー常備は必須


■まとめ|冬の防災では“首を守る=命を守る”

マフラーは防寒具と思われがちですが、冬の災害では生命維持装備です。

● 体温ロス40%を防ぐ
● 停電・避難・雪害で必須
● 子ども・高齢者ほど重要
● 非常持ち出し袋に絶対入れるべきアイテム

結論:
冬の防災は“マフラー1枚”で低体温症を大幅に防げる。

防災士として、家族人数分+予備のマフラーを必ず準備することを強く推奨します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました