【防災士が解説】2025年版|「メーカー回収」が最も安全な理由──Ankerなど大手の自己回収サービスを活用しよう

モバイルバッテリの火災や爆発が増える中、2025年に入り大手メーカーが次々と“自己回収の仕組み”を整えてきました。
特にAnkerをはじめ、大手メーカーの回収は安全性が高く、利用しやすく、トラブルが少ないのが特徴です。

ここでは、防災士の視点から「メーカー回収が最適な理由」を解説します。


■① メーカー回収の最大のメリットは「安全性の高さ」

メーカー回収は、次の点で圧倒的に安心です。

・破損・膨張していても回収対象
・耐熱バッグが送られてくる
・正しい手順で処理される
・事故リスクが低い
・全国どこからでも送れる

特に膨張バッテリは、個人での持ち運びに危険が伴うため、メーカー回収は最強の選択肢です。


■② Ankerの回収サービスは“ほぼ理想形”

実際の利用例では、依頼すると次のセットが届きます。

・返信用レターパック
・耐熱パック(内部が銀色で耐熱構造)

これにバッテリを入れて送り返すだけ。
破損品でも受付対象なので“安心して処分したい人向け”です。

唯一の注意点は、発送時に使用する運送会社と相談が必要な場合があることです。


■③ JBRC回収は便利だが「使い分け」が必要

JBRC(小型充電式電池リサイクル)は全国の家電量販店などに回収ボックスがあります。
ただし次の点に注意が必要です。

・JBRC加盟メーカー製品のみ返却可能
・破損・膨張バッテリは対象外
・検索システムが使いにくい(市区町村まで絞らないと表示されない)

JBRCは「正常な状態のバッテリ専用」と考えるのが現実的です。


■まとめ|迷ったら“メーカー回収”が最強

破損・膨張したバッテリは、外見以上に危険です。
家庭に置いておくだけで、衝撃・圧力・高温で発火の恐れがあります。

メーカー回収は、自宅にいながら最も安全に処分できる方法です。


結論:
バッテリに異常が少しでもあるなら、迷わず「メーカー回収」を選ぶべきです。安全性が段違いです。
防災士として現場経験がありますが、“膨張バッテリの放置”は本当に危険。
自宅に古いバッテリがある人は、必ず回収方法を確認してください。

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