冬になると欠かせないのが、手軽に暖をとれる「使い捨てカイロ」。
防災グッズとしても非常に優秀ですが、こんな悩みはありませんか?
「今は暖房のある場所にいるからカイロは要らない」
「でもまた寒くなったら使いたい…」
そんなときに役立つのが、実はカイロの “一時停止” です。
今回は、一時停止の仕組み・やり方・実験でわかった注意点までわかりやすく解説します。
■使い捨てカイロは“一時停止できる”って本当?
カイロの発熱は、中に入っている鉄が酸素と反応する化学反応によるもの。
つまり 酸素に触れなければ反応が止まり、発熱もストップします。
一時停止の方法はとても簡単です。
① カイロをジッパー付き袋に入れる ② 空気をしっかり抜いて密閉する
これだけで、発熱がゆっくり低下し、いったん停止します。
再び袋から出して空気に触れさせれば、発熱が再開する仕組みです。
■実験してみた!どこまで「停止」できるのか?
実際に、一時停止後にどれだけ温度が下がり、どれだけ復活するのかを検証した結果がこちらです。
●① 通常使用:1時間後 → 46.6℃
パッケージから取り出して1時間。十分な暖かさを感じる温度。
●② 一時停止のためジッパー袋へ
袋に入れて空気を抜き、密閉して10分後には…
34.7℃まで低下。 30分後には28.3℃まで低下し、温かさを感じないレベルに。
完全に反応がストップした状態です。
●③ 2時間放置後、袋から出すと…
空気に触れて10分後には 32.5℃ に上昇。
さらに30分後には 43.5℃ まで上がり、しっかり“復活”しました。
■持続時間は短くならないの?
今回の実験では、一時停止の2時間を除き、
合計23時間以上、40℃以上の温度を維持
していました。
パッケージの「20時間持続」の性能は十分クリアしています。
つまり――
一時停止をしても、総持続時間にはほとんど影響なし。 上手に使えば“必要なときだけ温かくできる”便利テクです。
■まとめ|冬の防災に必須のカイロは“賢く節約”できる
● 使い捨てカイロは酸素を遮断すると一時停止できる
● ジッパー袋で密閉するだけでOK
● 再び空気に触れると発熱が再開
● 持続時間はほぼそのまま
● 寒暖差の大きい避難所や外出先で大活躍
冬の災害時は、暖を取れるかどうかが生命に直結します。
使い捨てカイロを“必要なときだけ使える状態にしておく”ことは、大切な防災テクニックのひとつ。
避難用バッグや車中泊グッズにもジッパー袋を一緒に入れておくと、いざというときに役立ちます。

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