不安を減らす防災士(元消防職員・防災士)

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【防災士が解説】防災×備蓄|私が「ロープ」を必ず入れている理由

備蓄というと、水や食料が真っ先に浮かびます。でも、私の備蓄品の中には、必ずロープがあります。高価でも特別でもない。それでも「あると生き残りやすくなる道具」だからです。■① ロープは「できること」を一気に増やすロープが一本あるだけで、できるこ...
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【防災士が解説】防災×心の回復|心はどうやって戻っていくのか

心が壊れる話は多い。でも本当に知りたいのは、どうやって戻っていくのか。回復は特別なことではありません。とても静かに、ゆっくり進みます。■① まず「何もしない時間」が必要回復の最初は、行動ではありません。・考えない・決めない・頑張らない何もし...
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【防災士が解説】防災×心の変化|人は心が壊れるとどうなるのか

災害のあと、「心が壊れる」とはどういう状態なのか。これは特別な人の話ではありません。誰にでも起こる、自然な反応です。■① 感情が消える最初に起きやすいのは、悲しみでも怒りでもなく、何も感じなくなること。・嬉しくない・悲しくない・怖さもない心...
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【防災士が解説】防災×心の回復|壊れた心は戻れるのか

結論から言います。心は戻れます。ただし、「気合」や「根性」では戻りません。■① 心はゴムのようなもの心はガラスではありません。壊れたら終わり、ではない。伸びきって、力を失っているだけ。正しい扱いをすれば、少しずつ戻ります。■② 回復に必要な...
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【防災士が解説】防災×心の限界|人は心が壊れるとどうなるのか

災害時、体より先に壊れるのは心です。心が壊れると、人は「弱くなる」のではありません。別の状態になるのです。■① 心が壊れる=泣く・落ち込む、ではない多くの人が誤解しています。心が壊れると、・泣き続ける・感情的になると思われがちですが、実際は...
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【防災士が解説】防災×心の避難|責めない言葉が、人を生かす

災害時、人を一番追い詰めるのは怒鳴り声でも混乱でもありません。何気ない一言です。被災地では、言葉が人を壊し、言葉が人を救っていました。■① 災害時は「正論」が一番きつい被災地で多かったのは、正しい言葉でした。・ルールだから・決まりだから・仕...
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【防災士が解説】防災×心の疲弊|みんなで許し合える地域が、人を一番守る

災害で地域が壊れる原因は、物資不足や設備不足だけではありません。お互いを許せなくなった瞬間から、地域の心は静かに疲弊していきます。被災地で本当に強かったのは、完璧な地域ではなく、許し合える空気を持った地域でした。■① 被災地で明暗を分けた「...
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【防災士が解説】防災×心の疲弊|「弱音を吐けない空気」が人を一番追い詰める

災害の現場で、一番危険なのは不足や混乱ではありません。弱音を吐けない空気です。被災地で心が折れていった多くの人は、誰にも本音を出せないまま耐えていました。■① 被災地では「弱音=迷惑」という誤解が広がる被災地では、こんな空気が生まれやすくな...
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【防災士が解説】防災×心の疲弊|「誰にも迷惑をかけたくない」が一番、自分を追い詰める

災害の現場で、とても多く聞いた言葉があります。「私が休むと、迷惑がかかるので…」この言葉ほど、心を静かに壊すものはありません。■① 被災地で一番苦しんでいたのは「我慢する人」被災地で限界を迎えやすかったのは、声の大きい人ではありません。・我...
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【防災士が解説】防災×心の疲弊|何も感じなくなった時、それは心が守ろうとしている

災害のあと、「何も感じない」「涙も出ない」そんな状態になる人がいます。被災地では珍しくありません。それは冷たいのではなく、心が壊れないように守っている状態です。■① 被災地で多かった「感情が止まる感覚」被災地で、こんな言葉を何度も聞きました...