消防(元消防職員が解説)

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【元消防職員が解説】防災×三が日|家族会議は“命を守るチャンス”

三が日は、家族が同じ時間に同じ場所で過ごせる数少ない期間です。被災地で何度も感じたのは、「家族で話していた家ほど迷わなかった」という事実でした。三が日は、防災のための最高の家族会議タイミングです。■① 災害時、家族は必ずバラバラになる現場で...
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【元消防職員・防災士が解説】正月は「入浴中の事故」が急増します

年末年始は湯船につかって疲れを癒したい季節。しかし、冬は「入浴中の意識消失」「ヒートショック」による救急搬送・死亡事故が年間で最も多くなります。特に注意すべき原因は3つ。✅ 気温差で血圧が急変(ヒートショック)✅ 長湯や熱い湯での脱水・脳貧...
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【防災士が解説】防災×介護|災害時、「普段通りの介護」はまずできない

災害が起きた瞬間、介護は一気に難易度が上がります。被災地では、介護する側・される側の両方が限界に近づく場面を何度も見てきました。介護防災は、理想ではなく現実ベースで考える必要があります。高齢者の防災対策に役立つ食事宅配・見守りサービス・介護...
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【防災士が解説】防災×医療・持病|災害時、「治療が止まる」ことが最大のリスク

災害時、命を脅かすのはケガだけではありません。被災地では、持病の悪化や治療の中断が重症化につながる場面を何度も見てきました。医療は「後で何とかする」では間に合いません。■① 災害は医療を一気に遠ざける停電・断水・道路寸断で、病院に行けない、...
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【防災士が解説】防災×障がい者|災害時、「配慮されない前提」で備える現実的防災

災害時、障がいのある人は「想定外」に置かれやすい立場になります。被災地では、善意があっても配慮が届かない現実を何度も見てきました。■① 災害はバリアを一気に増やす停電・混雑・騒音で、普段できていることが一斉に難しくなります。被災地では、環境...
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【元消防職員が解説】防災×消防団|消防車両に有料広告?地域防災を支える新しい仕組み

消防団は、地域防災の最前線を支える存在です。しかし現実には、装備や備品の更新、維持に十分な財源があるとは言えません。そんな中、香川県坂出市で消防車両の側面に有料広告を掲載する取り組みが始まりました。これは、地域防災を“持続可能”にするための...
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【元消防職員・防災士が解説】地域防災と消防団|“地域の最後の砦”がつくる災害に強いまち

地域防災の中心にいるのは、行政でも消防署でもありません。それは “地域の消防団” です。元消防職員・防災士として現場で痛感してきたのは、「消防団の強さ=地域の強さ」という絶対的な事実です。今回は、● なぜ消防団が地域防災の要なのか● 防災士...
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【防災士が解説】防災×教育現場|教員の精神疾患休職7000人超えが示す「学校防災」の限界

文部科学省の発表により、教員の精神疾患による休職者が年間7000人超で高止まりしている現実が明らかになりました。これは教育問題であると同時に、被災地で学校・避難所・子ども支援に関わってきた立場から見ると、明確な「防災リスク」でもあります。現...
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【元消防職員が解説】防災×下着|避難生活の不快感を減らす「下着の備え」

災害時の困りごとは、食料や水だけではありません。実際の被災現場では、「下着」に関する悩みが心と体を大きく消耗させます。西日本豪雨で被災した元海上保安官の母親の経験から、見落とされがちな下着の備えと、その重要性を整理します。■① 災害時に起き...
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【元消防職員が解説】防災×正月|餅の窒息事故と命を守る応急処置

正月の三が日は、日本で「餅による窒息死」が最も多く発生する時期です。毎年のように注意喚起が行われていますが、事故は後を絶ちません。餅は日本の正月文化に欠かせない一方、命に直結するリスクを持つ食品でもあります。災害や救急の現場視点から、正月に...