防災

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【防災士が解説】春の河川増水と避難経路確認|被災地で分かった「逃げ道が使えない現実」

春は雪解け水や季節の雨で、河川が静かに増水する時期です。被災地では、「避難所は知っていたけど、そこまで行けなかった」という声を数多く聞きました。■① 春の避難は「道が使えない」ことから始まる春の河川増水時、実際に起きていたのは、・川沿いの道...
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【防災士が解説】車内荷物固定の正解|キャンピングカー避難で“飛んでくる事故”を防ぐ方法

災害時、キャンピングカーや車で避難する選択はとても有効です。ただし、車内の荷物が固定できていないと、急ブレーキ・段差・横風で荷物が飛び、家族のケガや運転不能につながります。元消防職員として現場に立ってきた感覚でも、「避難そのもの」より「移動...
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【元消防職員が解説】「機関運用技術要覧(改訂三版)」の目次で分かる“強さ”|ポンプ運用は知識ではなく判断力を作る

消防の機関運用は、放水ができるかどうかだけの世界ではありません。水利が不安定、ホース延長が長い、複数線を同時に回す、風向が変わる、隊員が疲弊する――現場は常に条件が変わり続けます。そんな中で必要なのは「暗記」よりも、状況を見て“迷わず補正で...
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【元消防職員が解説】「機関運用技術要覧(改訂三版)」が防災現場で効く理由|ポンプ運用は“水を出す技術”ではなく“守る技術”

消防の現場で、機関運用(ポンプ運用)は「裏方」ではありません。放水を成立させるのは、圧力・流量・吸水・摩擦損失・高低差などの“見えない条件”を、その場で判断し続ける力です。災害時はなおさらで、設備や水利が平時どおりに使えるとは限りません。だ...
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【防災士が解説】昭和43年「十勝沖地震(M7.9)」が今も残す教訓|ストーブ火災とRC被害が示した“本当の耐震”

昭和43年5月16日、襟裳岬の南東方沖を震源とするM7.9の大地震が発生し、北海道南部から東北北部にかけて広い範囲で強い揺れが観測されました。死者・負傷者、住宅被害に加え、火災も多数発生し、さらに「鉄筋コンクリートは強い」という当時の常識を...
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【防災士が解説】Lアラートとは?災害時に“正しい情報が届く仕組み”を作るための基礎知識

災害時、もっとも怖いのは「情報がない」ことではなく、「情報が混乱して行動が遅れる」ことです。避難情報がどこで出ているのか分からない、同じ内容が違う言い方で流れる、デマが混じる。こうなると、住民は動けなくなります。被災地派遣の現場でも、情報が...
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【防災士が解説】外国人に対する災害時の情報発信|伝えても届かないを防ぐ“やさしい設計”の基本

災害時の情報は、早さだけでなく「届く形」になっているかが重要です。特に外国人住民や旅行者は、言葉の壁、文化の違い、土地勘のなさで、同じ情報でも行動に結びつきにくいです。被災地派遣の現場でも、避難所に来た外国人が「どこで何を見ればいいのか分か...
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【防災士が解説】地方防災会議に女性委員が必要な理由|避難所・要配慮者支援で“見落とし”を減らす実務

防災は「災害が起きた瞬間の対応」だけではありません。平時の計画・訓練・体制づくりが、被災後の混乱の大きさを決めます。その中心にあるのが、自治体の防災計画や重要方針を議論する“地方防災会議”です。そして現場目線で言うと、防災会議のメンバー構成...
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【防災士が解説】新基準原付(125cc化)はユーザーに厳しい?速度30km/hのまま“価格・駐輪・運用”が難しくなる理由と現実的な備え

いわゆる原付が「125ccまで」になった――と聞くと、パワーも余裕も増えて良いことづくめに見えます。ところが新基準原付は、排気量が125cc以下でも“最高出力を抑えた原付一種”という位置づけで、交通ルール(30km/h、二段階右折、二人乗り...
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【防災士が解説】トラック無線はなぜ今も残る?携帯時代でも“無線が強い”理由と防災での活かし方

スマートフォンが普及した今でも、無線はイベント会場、警備、現場仕事、そしてトラックの世界で現役です。かつてのCB無線から、携帯回線を使うIP無線へ。形は変わっても「無線で話す」という文化が残っているのは、非常時に強い“通信の性質”を持ってい...