夏になると、「エアコンはつけっぱなしの方が安いのか、それともこまめに消した方が節電になるのか」で迷う人は多いと思います。結論から言うと、ずっとつけっぱなしが常に正解というわけではなく、短時間の外出ならつけっぱなしが有利なことがあり、長めに離れるなら消した方がよい場面があります。ダイキンは、夏の日中の実験で、30分程度の外出なら一度オフにするよりつけっぱなしの方が節電につながる結果になったと案内しています。
https://www.daikin.co.jp/air/life/mechanism oai_citation:0‡ダイキン
経済産業省の報告書でも、特定条件下の実験として、夏は日中9:00〜18:00では35分まで、夜は18分までの外出なら「つけっぱなし」の方が消費電力量が少なくなるという整理が紹介されています。つまり、答えは一つではなく、外出時間と部屋の条件で使い分けるのが現実的です。
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2023FY/000255.pdf oai_citation:1‡経済産業省
■① まず結論として、どちらが節電になりやすいのか
結論から言うと、短時間ならつけっぱなし、長めならこまめに切る方が有利になりやすいです。
エアコンは運転を入れた直後に強く動いて、一気に部屋を冷やそうとします。ダイキンはこの仕組みについて、オン・オフを繰り返すとそのたびに圧縮機への負荷が高まり、電気を多く使いやすいと説明しています。
https://www.daikin.co.jp/air/life/mechanism oai_citation:2‡ダイキン
元消防職員として感じるのは、夏は節電だけを見すぎると、暑さで体調を崩すリスクを見落としやすいという点です。だから、エアコンの使い方は「電気代」だけではなく、「その部屋で安全に過ごせるか」も一緒に見る方が現実的です。
■② つけっぱなしの方が得になりやすいのはどんな時か
つけっぱなしが得になりやすいのは、短時間の外出です。
ダイキンは、夏の日中の実験で30分程度の外出ならつけっぱなしの方が節電になったとしています。さらに、経済産業省の報告書では、夏の日中は35分まで、夜は18分までの外出ならつけっぱなしの方が消費電力量が少なくなるという整理が紹介されています。
https://www.daikin.co.jp/air/life/mechanism
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2023FY/000255.pdf oai_citation:3‡ダイキン
つまり、「ゴミ出し」「近所の買い物」「洗濯物を干す」「少しコンビニへ行く」くらいなら、無理に切らず、そのままの方が結果として効率がよいことがあります。
■③ こまめに消した方がよいのはどんな時か
こまめに消した方がよいのは、ある程度まとまった時間、部屋を空ける時です。
35分や18分という数字は、あくまで特定条件下の目安です。ダイキン自身も、部屋の気密性、断熱性、日当たり、外気温、室外機の設置状況などによって結果は変わるとしています。
https://www.daikin.co.jp/air/life/mechanism oai_citation:4‡ダイキン
つまり、1時間以上しっかり外出する、夜間に部屋を使わない、別の部屋で家族がまとまって過ごす、という場面では、消した方が節電になりやすいです。経済産業省の資源エネルギー庁も、人のいない部屋のエアコンを消すなど、生活の工夫で節電できると案内しています。
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/setsuden_tips.html oai_citation:5‡エネルギー庁
■④ なぜ「つけっぱなし」が節電になることがあるのか
理由は、エアコンは起動直後に電力を使いやすいからです。
ダイキンは、エアコンはスイッチを入れた直後に部屋をすばやく冷やそうとして強く運転し、適温になると安定運転に入ると説明しています。だから、短時間で何度もオン・オフを繰り返すと、そのたびに電力を使いやすくなります。
https://www.daikin.co.jp/air/life/mechanism oai_citation:6‡ダイキン
私なら、この話は「つけっぱなしが絶対得」という意味ではなく、「頻繁なオン・オフは不利になりやすい」と理解するのがよいと思います。
■⑤ 節電だけを優先すると危ない場面はあるのか
あります。特に猛暑日や高齢者・子どもがいる家庭では注意が必要です。
厚生労働省は、熱中症予防のために無理な節電を避け、エアコンや扇風機を適切に使うよう案内しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116133.html oai_citation:7‡エネルギー庁
元消防職員としても、真夏の現場では「もったいないから消す」が危険につながることがあります。節電は大事ですが、まずは暑さで体調を崩さないことが先です。
■⑥ 節電のために本当に効きやすい工夫は何か
節電で効きやすいのは、オン・オフの回数だけを気にすることではなく、部屋全体の負担を減らすことです。
資源エネルギー庁は、家族がリビングに集まって人のいない部屋のエアコンを消すことや、生活スタイルを見直すことが節電につながると案内しています。
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/setsuden_tips.html oai_citation:8‡エネルギー庁
私なら、節電で優先するのは
使わない部屋を冷やさない
短時間の外出では無理に切らない
長く空ける時は消す
の3つです。この方が分かりやすく、実行しやすいです。
■⑦ 迷った時はどう判断すればいいのか
迷ったら、次の順番で考えてください。
「外出は短時間か、長時間か」
「部屋はすぐ暑くなる条件か」
「高齢者や子ども、ペットがいるか」
「節電より安全を優先すべき暑さか」
この順番で見ると、かなり判断しやすくなります。防災でも日常でも、エアコンは「一律ルール」で考えない方が現実的です。
■まとめ
エアコンは、短時間の外出ならつけっぱなしの方が節電になることがあり、長めの外出なら消した方が有利になりやすいです。ダイキンの実験では夏の日中で30分程度、経済産業省の報告書では日中35分・夜18分までの外出が一つの目安として整理されています。
https://www.daikin.co.jp/air/life/mechanism
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2023FY/000255.pdf oai_citation:9‡ダイキン
私なら、エアコンの節電で一番大事なのは「つけっぱなしが得か、こまめ運転が得か」を決め打ちすることではなく、「短時間か長時間か、安全を優先すべき暑さか」で見分けることだと伝えます。夏は節電より先に、まず安全です。だからこそ、短時間ならつけっぱなし、長めならオフ、この順番で考えるのがおすすめです。
出典:https://www.daikin.co.jp/air/life/mechanism(ダイキン「エアコンを快適に使いながら電気代を節約するための賢い使い方」)

コメント