【防災士が解説】ドローン二等国家資格更新講習の内容|実技なし・制度改正と安全管理が中心でした

ドローン国家資格は「取得して終わり」ではなく、定期的な更新が必要です。
今回、二等国家資格の更新講習を受講してきました。結論から言うと、実技はありませんでした。
内容は、制度改正と安全管理に関する講義が中心。現場感覚から見ても、非常に重要なアップデートだと感じました。


■① 更新講習の基本情報

・区分:二等国家資格更新講習(通常)
・費用:7,700円(税込)
・支払い:当日現金

更新は“資格を維持するためのコスト”ですが、実際は「制度理解を更新する時間」だと感じました。


■② 実技はなし

今回の更新講習では、飛行の実技試験や操縦テストはありませんでした。
実技ではなく、制度理解と安全管理の再確認が主目的です。

「操縦ができる」よりも
「法令を理解し、適切に運用できる」
ここが重視されている印象でした。


■③ 講義の中心は“制度改正”

制度は毎年少しずつ変わります。
・運用ルールの整理
・飛行区分の再確認
・申請手続きの変更点
・罰則や責任範囲の明確化

現場で感じるのは、知らなかったが一番危険ということ。
法令違反は悪意でなく“無知”から起きるケースが多い。更新講習は、そのリスクを減らす時間だと感じました。


■④ 安全管理の講義が実質の本丸

個人的に最も重要だと感じたのは安全管理の部分です。

・飛行前点検の徹底
・第三者上空のリスク
・補助者の役割
・天候判断
・緊急時対応

被災地派遣でも、機材トラブルや判断ミスが二次災害につながる可能性を何度も見てきました。
ドローンは便利ですが、「空中の機械」です。安全管理を軽視すると一瞬で事故になります。


■⑤ 更新は“運用者としての再教育”

更新講習を受けて感じたのは、操縦技術よりも運用責任者としての自覚を再確認する場ということでした。

防災の世界でも同じです。
資機材を持っているだけでは意味がない。
運用手順が統一され、安全管理が徹底されてこそ、初めて力になります。


■⑥ 事前準備で差が出る(DIPS対応)

事前にDIPS2.0で更新講習機関の登録追加や、更新案内メールの転送が必要でした。
ここを前日までに終わらせておくことで、当日は余計なストレスなく受講できます。

資格更新は“当日勝負”ではなく“事前準備勝負”です。


■⑦ 防災視点での意味

ドローンは、災害時の被害確認、状況把握、広報、誘導などに活用可能です。
しかし、資格が失効していれば飛ばせません。

被災地対応で痛感したのは、
「準備が終わっている人」が一番強いということ。
更新は地味ですが、その差を作る作業だと思います。


■⑧ これから更新する方へ

・実技はありません(今回)
・制度改正と安全管理が中心
・事前のDIPS対応を忘れない
・証明書類は前日に準備

淡々と終わらせるのが一番ラクです。


■まとめ|更新講習は“制度理解のアップデート”

ドローン二等国家資格更新講習は、実技なし。
制度改正と安全管理の講義が中心でした。

結論:
更新講習は操縦スキルを試す場ではなく、「安全に運用し続けるための再確認」の時間です。

防災士として現場を見てきた感覚でも、事故は技術不足より“判断ミス”から起きます。
制度と安全管理をアップデートすることが、最終的に命を守る力につながります。

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