【防災士が解説】防災×災害時交通

冬季や積雪時に高速道路で立ち往生や渋滞に巻き込まれると、思わぬ危険が発生します。NEXCOや道路事業者の資料をもとに、長時間の渋滞時に安全に過ごすポイントと事前対策を整理しました。


■① 渋滞で動けなくなった時の基本行動

最も重要なのは焦らず冷静に行動することです。いきなり車外へ出るのは二次事故の危険を高めます。
ラジオやスマートフォンで渋滞情報、通行止め、除雪作業の状況を確認し、状況判断に役立てましょう。


■② 車内で安全に過ごす

停車中は深呼吸や軽いストレッチで体調悪化を防ぎます。音楽などで気分を落ち着けることも有効です。
水分補給をこまめに行い、トイレ事情にも配慮します。夏季は直射日光による車内温度上昇に注意し、窓を開けて換気しましょう。


■③ 車両・装備の事前準備

出発前には燃料を満タンにし、冷却水やエンジンオイル、タイヤ空気圧を確認します。
懐中電灯、ブランケット、飲料水、軽食、携帯トイレ、携帯充電器やモバイルバッテリーなどの非常用具も用意します。
冬季は防寒対策に加え、タイヤチェーンなどの冬用装備も必須です。


■④ 情報・ルートの事前確認

ナビアプリ、ラジオ、渋滞情報サイトで渋滞予測を確認し、代替ルートをあらかじめ想定します。
連休や繁忙期は特に混雑が激しくなるため、事前の情報確認が重要です。


■⑤ 長時間停車への快適性配慮

飲み物や軽食を準備し、子どもが同乗している場合は退屈を防ぐアイテムも活用します。
体温保持や快適性を確保することが、長時間の渋滞でも安全に過ごすポイントです。


■⑥ 渋滞を減らす運転の心がけ

車間距離を適切に保ち、不要なブレーキ操作を避けること、上り坂で速度を一定にすることが渋滞緩和につながります。
ドライバー一人ひとりの運転行動が、二次災害リスクの低減にも直結します。


■まとめ|高速道路渋滞でも安全に過ごす

結論:
高速道路で立ち往生や渋滞に巻き込まれた場合、冷静さを保ち車内で安全を確保し、事前準備と情報収集を徹底することが最優先です。
防災士としての現場経験からも、冬季の長時間渋滞での焦りや不適切な車外行動が、二次事故や体調悪化につながるケースを多く見てきました。事前準備と落ち着いた行動が命を守る鍵となります。

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