【防災士が解説】防災×高齢者|地震や余震が怖い今こそ、命を守る3つの備え

地震は、いつ・どこで起きるか分かりません。
特に高齢者にとって、強い揺れや余震は大きな不安につながります。
だからこそ大切なのは、「完璧な備え」ではなく、今すぐできる減災行動です。

この記事では、実体験をもとに、高齢者やその家族が今日から実践できる3つの備えを整理します。


■① まずは「身の安全」を最優先にする

地震の瞬間、人は一時的に頭が真っ白になります。
このとき大切なのは、「考えないでできる行動」を身につけておくことです。

・テーブルの下に入る
・クッションや座布団で頭を守る
・無理に動かない

高齢者の場合、転倒や骨折がその後の避難や生活を大きく左右します。
命を守る第一歩は、ケガをしないことです。


■② 防災リュックは「玄関」に出しておく

防災用品を用意していても、
・押し入れ
・物置
・奥の部屋
にしまっていては、地震直後に持ち出せません。

玄関は、
✔ 避難動線上
✔ 家を出る直前に必ず通る
最重要ポイントです。

玄関に防災リュックを置いておくだけで、避難までの時間を大きく短縮できます。


■③ 家族分の「歩きやすい靴」を出しておく

地震後の道路には、
・割れたガラス
・瓦礫
・段差
が発生します。

高齢者にとって、靴選びは命に直結します。

・スニーカー
・かかとが安定した靴
を玄関に出しておきましょう。

ブーツやサンダルは、災害時には危険です。


■④ 高齢者ほど「避難が遅れる」現実を知る

高齢者は、
・判断に時間がかかる
・移動に時間がかかる
という特性があります。

だからこそ、
✔ 迷わない配置
✔ 考えなくていい準備
が重要です。

「しまっておく防災」から
「出しておく防災」へ切り替えましょう。


■⑤ トラウマ体験は、備えに変えられる

過去の災害で、
・備えがなく困った
・不安な避難生活を送った
という経験は、決して無駄ではありません。

その記憶があるからこそ、
✔ 下着の替え
✔ 簡易トイレ
✔ 紙パンツ
といった「生活に直結する備え」が生きてきます。


■⑥ 減災は「できること」だけでいい

地震を止めることはできません。
でも、被害を減らすことはできます。

・全部そろえなくていい
・高価なものはいらない
・今日できることを1つやる

それが、減災・防災の正解です。


■⑦ 家族で「動作」を一度やってみる

高齢者本人だけでなく、
・家族
・同居人
と一緒に、

✔ 身を守る動き
✔ 玄関までの動線
✔ 靴を履く動作

を一度確認するだけで、実際の行動は大きく変わります。


■⑧ まとめ|高齢者の防災は「シンプル」が最強

✔ 身の安全を最優先
✔ 防災リュックは玄関
✔ 歩きやすい靴を出す

この3つだけで、災害時の行動は驚くほど変わります。

防災は、
「不安を減らす準備」
「自分と家族を守る行動」です。

今日できることから、始めてみてください。

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