【防災士が解説】家庭でできる浸水対策|水害は“家の備え”で守れる

豪雨・台風・ゲリラ豪雨が増え、

「道路が川みたいになる」「自宅前の排水があふれる」

そんな光景が、全国どこでも起こるようになりました。

浸水は、家が流されなくても

床上浸水・家電の故障・生活不能…

大きな被害を生みます。

しかし、家庭でもできる浸水対策があります。

今日から始められるポイントを、防災士がわかりやすく解説します。

◆ ① 家の周りの排水を確保

・家の周囲の排水溝に泥や落ち葉が詰まっていないか

・雨どいが詰まっていないか

・庭や駐車場の水の流れを確認

大雨は、排水が詰まっている家ほど浸水リスクが高いです。

水がスムーズに流れるだけで被害が減ります。

◆ ② 土のう・水のうで玄関を守る

玄関・勝手口・ガレージなど、

水が入り込む場所は限られています。

・ホームセンターの簡易土のう

・吸水して膨らむ「水のう」

・ブルーシートと重しを組み合わせる

玄関をふさぐだけで、床上浸水を防げるケースがあります。

◆ ③ 側溝や排水口をふさぐ“逆流防止”

地面から水が吹き上がるケースがあります。

・排水口にビニール袋+重し

・水のうを置いて逆流をストップ

・庭の排水口にも同じ対策

マンホールや排水管からの逆流を防ぐだけで、

室内に水が入るのを遅らせられます。

◆ ④ 家具・家電は「下から上」に避難

床上浸水は、

10〜30cmの水でも家電や家具は壊れます。

・冷蔵庫や洗濯機はコンセントを抜く

・延長コードを高い位置へ

・テレビ、パソコンを高い棚へ

・小さな家電は机の上へ避難

「電気 × 水」は危険です。

漏電・感電を防ぐための行動が必要です。

◆ ⑤ 車を高い場所へ移動

浸水で車が動かなくなると、

・避難できない

・生活が止まる

・修理費が高額になる

雨が強くなる前に、

近くの高台・屋内駐車場へ移動しておくだけで被害を防げます。

◆ ⑥ 長靴より“スニーカー”

浸水で歩くとき、長靴は水が入ると動けません。

スニーカーのほうが安全です。

子どもがいる家庭は特に覚えておくと安心です。

◆ ⑦「水害は夜が危険」

・暗くて水の流れが見えない

・道路の陥没や側溝が分からない

・車の運転が危険

大雨が続いて危険を感じたら、

明るいうちに避難するのが鉄則です。

◆ まとめ

・浸水は「家の前の排水」と「入口の防御」が最重要

・水のう・土のうで玄関を守るだけで被害を減らせる

・家電は高い場所へ避難

・車は早めに高い場所へ移動

・大雨の夜は判断が遅れる前に避難

水害は完全に防げなくても、

家庭の対策で「被害を小さくする」ことはできます。

守れる家は、準備している家です。

今日できる対策から、一つずつ進めていきましょう。

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