ゴールドマンサックスが「今後10年、米国株が他地域に負ける」という予想を出した。投資界隈はザワついているが、防災の世界ではこの手の“予想”は日常だ。地震予測も、豪雨予測も、進路予想も、最終的には「外れる可能性も高い」。だからこそ、防災で大切なのは「予測に振り回されず、どんな展開でも生き残る備え」を整えることだ。
投資もまったく同じだ。
今回の報道では、米国株の今後10年の期待リターンは6.5%とされ、新興国が10%超でトップになると紹介されていた。しかし、この“予想”をそのまま信じて動くのは危険だ。災害対応と同じで、重要なのは「特定の1つに依存しない構え」を作ること。
防災の現場では、避難所の電源が1つ壊れても、別ルートの電源やバッテリーで代替するバックアップが必須だ。投資なら、これが「分散投資」にあたる。米国に偏りすぎて不安が出た人は、全世界株(オルカン)に広げることで精神的にも耐久性が生まれる。
逆に、S&P500一本で不安ゼロなら無理に動く必要もない。防災でも、大雨のたびに避難場所を転々と変えるより、決めた避難行動を一貫して継続するほうが強いのと同じだ。
資産形成で特に大切なのは「低コスト」「分散」「長期」。これはまさに、防災の「平常時の備え」「多重化」「継続的な対策」と一致する。結局のところ、災害も投資も“心配なときほど基本に戻る”のが最強ルートだ。
米国株が勝つ未来も、全世界が伸びる未来も、逆にどちらも不調な未来もありえる。だからこそ、未来が分からなくても資本主義の恩恵を受けられるインデックス投資が、最も“防災的”に堅実な戦略になる。
今回のニュースを災害予測と同じように扱うなら、結論はこうなる。
・S&P500派で不安がなければ継続
・不安があるならオルカンを併用
・短期の動揺で右往左往しない
・自分が続けられるほうを選ぶ
防災でも投資でも、「備えは分散」「行動はシンプル」「継続が最強」。揺れるニュースに振り回されず、自分の避難計画=投資方針を守りながら、淡々と未来の安心を積み上げていこう。

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