こんにちは。
防災士として、地方自治体の防災に携わってきました。
1月7日は「七草粥(ななくさがゆ)」の日。
お正月の疲れた胃を休める…というイメージが強いですが、実は
✅ 災害時でも作りやすい
✅ 胃腸に優しい
✅ 幼児・高齢者・病中の人にも食べやすい
という “防災食として優秀な料理” でもあります。
今日は、七草粥と防災の意外な関係を解説します。
◆ ① 七草粥は災害時の「理想の食事」
災害時は
・ストレス
・寒さ
・食生活の変化
で胃腸が弱りやすいです。
七草粥は
✔ 消化に良い
✔ 体を温める
✔ 少ない具材で栄養が取れる
✔ 小さな子どもも食べられる
✔ 高齢者でも喉につまりにくい
避難生活や停電中、体力が落ちた時の食事としてとても向いています。
◆ ② “少ない材料”でつくれる防災食
本来の春の七草は
● せり
● なずな
● ごぎょう
● はこべら
● ほとけのざ
● すずな(かぶ)
● すずしろ(だいこん)
ですが、災害時は無理に揃えなくてもOK。
✅ 白米
✅ お湯 or 水+加熱
✅ 塩だけ
これで立派なお粥になります。
家にある乾燥わかめ・鮭フレーク・梅干し・卵でも代用できます。
◆ ③ ガス・電気が止まっても作れる
七草粥は「煮るだけ」なので、
✅ カセットコンロ
✅ 固形燃料
✅ アルミ鍋・紙鍋
✅ ポータブル電源+小型IH
✅ 外でメスティン調理
どれでも対応できます。
特に冬災害では、
「温かい食事」は大きいストレス軽減になります。
◆ ④ 子ども・高齢者・病中の人に向いている
災害時は、パン・おにぎりが続くと
✅ 便秘
✅ 胃痛
✅ 脱水
✅ 濃い味による体調悪化
が起きやすい。
七草粥(お粥全般)は
✔ ゆっくり食べられる
✔ 水分補給にもなる
✔ 消化に良い
✔ 味を薄くできる
「体調を崩さない防災食」という意味で非常に合理的です。
◆ ⑤ 余った七草セット、どうする?
七草セットや野菜が余ったら、災害時にも使いやすい
✅ 冷凍(細かく刻んで)
✅ フリーズドライで保存
✅ 野菜スープや味噌汁の具に
野菜は災害時に不足しがちなので、
「冷凍野菜のストック」は防災につながります。
◆ ⑥ お粥は“ローリングストック防災食”になる
スーパーで売られている
✅ レトルト白粥
✅ 五目がゆ
✅ 梅がゆ
✅ 子ども用パウチの離乳食
は、長期保存できて、水や火が不要。
✔ 固形食が難しい高齢者
✔ 子ども
✔ 体調を崩した人
災害用の棚に数袋置いておくと、非常に安心です。
◆ まとめ
七草粥は、ただの伝統料理ではありません。
✔ 胃に優しい
✔ 体が温まる
✔ 災害時でも作りやすい
✔ 子ども・高齢者に安心
✔ 食材の代用がきく
「もしもの時も作れる食事」
という視点で備えておけば、
お正月が終わっても役立ちます。
七草粥の日をきっかけに、
家庭の“防災食の見直し”をしてみても良いかもしれません。
質問や
「うちの備蓄で七草粥をアレンジできる?」
などあれば、お気軽にどうぞ。
(防災士/地方自治体の防災担当職員/被災地派遣経験あり)

コメント