【防災士が解説】防災×備え|調理と暖房を1台でまかなう「イザまる」という選択

停電や断水などの非常時に困るのが、「食事」と「寒さ」です。岩谷産業が発売したカセットこんろ兼ストーブ「イワタニカセットフー こんろ&ストーブ “イザまる”」は、調理と暖房を1台で担える防災視点でも非常に現実的な製品です。電源不要でカセットガスを燃料とし、日常使いから災害時まで幅広く活躍します。


■① 「こんろ」と「ストーブ」を切り替えられる1台2役

イザまるは、付属の「ごとく付きしる受け」を装着すればカセットこんろとして使用でき、「ストーブユニット」を装着すれば暖房器具として使用可能です。
焼き肉・たこ焼き・鍋・すき焼きなど、イワタニの専用アクセサリープレートにも対応し、平時の食卓でも違和感なく使えます。


■② ストーブ機能は遠赤外線でしっかり暖房

ストーブ使用時は、赤熱部から放射される遠赤外線により暖房効果を発揮します。
目安として、
・木造住宅:約4畳
・コンクリート集合住宅:約5畳
をカバーし、連続燃焼時間は約2時間25分(気温20〜25℃)です。
天板には直径15cm以下のやかんなどを載せることもでき、湯沸かしと暖房を同時に行えます。


■③ 電源不要・カセットガス式という強み

燃料は入手しやすいカセットガスを使用。電気を一切使わないコードレス設計のため、停電時でも確実に使える点は大きな安心材料です。
灯油を使わないため、点火・消火時のにおいが少なく、集合住宅でも比較的扱いやすいのも特徴です。


■④ 防災備蓄に向いたコンパクトサイズ

イザまるは「防災用品として保管しやすいサイズ感」にも配慮されています。
・こんろ+ストーブ時:216×197×265mm/約1.9kg
・こんろ使用時:216×197×120mm/約1.4kg
暖房器具と調理器具を別々に備える必要がなく、省スペースで備蓄できます。


■⑤ 4つの安全装置を標準搭載

防災用途で重要なのが安全性です。イザまるには以下の4つの安全装置が搭載されています。
・不完全燃焼防止装置
・立ち消え安全装置
・転倒時消火装置
・圧力感知安全装置
非常時でもリスクを抑えて使用できる設計となっています。


■⑥ 冬の災害に特に強い防災アイテム

地震や大雪など、冬季災害では「暖が取れない」ことが健康リスクに直結します。
イザまるは
・暖を取る
・お湯を沸かす
・簡単な調理をする
という行為を同時に支えることができ、避難生活初期の負担を大きく軽減します。


■⑦ 平時に使えるからこそ非常時に強い

防災用品としてだけ保管される道具は、いざという時に使い方が分からないことが多々あります。
イザまるは日常の食事やちょい暖房で普段から使えるため、操作に慣れた状態で非常時を迎えられる点が大きなメリットです。


■まとめ|「火」と「暖」を一体で備える合理性

結論:
イザまるは「調理」と「暖房」を同時に備えられる、非常に合理的な防災アイテムです。

防災士として現場を見てきた立場から言うと、災害時に本当に困るのは「寒さ」と「温かい食事が取れないこと」です。
イザまるのように、日常と非常時を分けない“フェーズフリー”な道具を備えることは、自律型避難の質を確実に高めます。
限られたスペース・限られた備蓄量で最大の効果を得たい家庭にとって、現実的で賢い選択肢の一つと言えるでしょう。

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