災害後、
生活は続いているのに、
日常だけが失われることがあります。
この状態が続くと、
人は静かに疲弊していきます。
■① 中長期避難で失われるのは「日常の手応え」
被災直後は非日常です。
それでも時間が経つと、人はこう感じ始めます。
・毎日が同じ
・区切りがない
・今日が昨日と変わらない
刺激がないのではなく、
手応えがないのです。
■② 日常が戻らないと、心は回復しない
人の心は、
大きな出来事よりも、
・起きる
・食べる
・体を動かす
・眠る
こうした繰り返しで安定します。
中長期避難では、
この流れが崩れやすくなります。
■③ 小さなルーティンが「今日」を支える
必要なのは、
特別なことではありません。
・朝、顔を洗う
・同じ時間に外に出る
・メモを書く
・ラジオをつける
小さな行動でも、
「今日はこれをやった」
という感覚が残ります。
■④ ルーティンは判断力を守る
日常が崩れると、
判断は一気に重くなります。
・何をするにも億劫
・考えるのがしんどい
・決められない
ルーティンがあるだけで、
判断は自動化され、
脳の負担が減ります。
■⑤ 続けられることが大事
中長期では、
頑張るルーティンは続きません。
・短い
・簡単
・失敗しても戻れる
これが条件です。
「できた日」があるだけで、
人は踏ん張れます。
■⑥ 防災は「生活の再起動」まで含める
防災は、
命を守るだけでは終わりません。
・日常を再起動できるか
・生活のリズムを取り戻せるか
ここまで含めて、
人は回復に向かいます。
■⑦ ルーティンは人を内向きにしない
日常の流れがあると、
人は外とつながりやすくなります。
・声を出す
・顔を出す
・人と会う
内向きになる前に、
外へ戻るきっかけになります。
■まとめ|日常を守ることが防災になる
中長期避難で人を支えるのは、
特別な支援ではありません。
・同じ時間
・同じ行動
・同じ流れ
これがある限り、
人は壊れにくい。
結論:
防災とは、日常を取り戻す力を残すこと

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