春分前後は「大潮」と呼ばれる潮位変動の大きい時期です。
このタイミングで地震や津波警報が重なると、通常よりも浸水リスクが高まります。
海辺での花見やレジャーは楽しい時間ですが、潮汐の知識が命を守る判断材料になります。
■① 春分大潮とは何か
春分・秋分前後は太陽と月の引力が強く重なり、潮位差が大きくなります。
・満潮が通常より高い
・干潮がより低い
・流れが速くなる
津波が重なれば、被害は拡大しやすくなります。
■② 海辺花見のリスク
海岸・河口・湾内は要注意です。
・護岸を越える越波
・川の逆流
・低地の急速浸水
見た目が穏やかでも、警報発令時は即避難です。
■③ 津波警報時の最優先行動
① 海から離れる
② 高台へ向かう
③ 車に頼らない
「様子を見る」は最も危険な行動です。
■④ 現場で多かった誤解
被災地派遣で感じたのは、
「ここは内湾だから大丈夫」という思い込み。
湾や河口ほど水が集まりやすく、
実際には想定以上に水位が上がりました。
地形は“安全の保証”ではありません。
■⑤ 花見レジャー中の具体行動
・シートや荷物は放棄
・子どもを抱える
・階段・高台を最短で選ぶ
写真撮影や動画撮影は絶対にしないこと。
■⑥ 事前に確認すること
・ハザードマップ
・避難階段の位置
・最寄りの標高
アプリだけでなく、現地表示も確認します。
■⑦ 自律型避難の考え方
行政の避難指示を待つのではなく、
「危険と感じたら即移動」
これが命を守る行動です。
大潮と警報が重なった場合は、
“念のため”が正解になります。
■⑧ 今日できる準備
・潮見表アプリ確認
・家族で高台確認
・避難経路の共有
海辺レジャー前の30秒確認が未来を変えます。
■まとめ|潮位を知ることは命を守ること
春分大潮は自然現象ですが、
知識があれば判断は変わります。
結論:
津波警報時は大潮を意識し、迷わず高台へ避難する
防災士として現場に立った経験から言えるのは、
「早すぎる避難」は存在しないということです。迷ったら上へ。

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