春は新年度が始まり、通勤・通学時間や行動範囲が大きく変わる季節です。家族が同じ場所にいない時間が増えるからこそ、避難ルールの共有が重要になります。防災士の視点から、春に家族で決めておきたい避難ルールを解説します。
■① 新年度は家族の行動がバラバラになる
進級や異動で生活リズムが変わると、災害発生時に家族が別々の場所にいる可能性が高まります。前提条件の共有が必要です。
■② まず「命を最優先」にする共通認識
安否確認よりも先に、身の安全確保を最優先にすることを家族全員で共有します。無理な合流行動は二次被害を招きます。
■③ 避難する・しないの判断基準を決める
自宅待機か避難かの判断は迷いやすいポイントです。地震の揺れや周囲の被害状況を基準に、家庭内ルールを決めておきます。
■④ 集合場所は複数設定する
自宅周辺だけでなく、学校や職場近くなど、状況に応じた集合場所を複数決めておくことで混乱を防げます。
■⑤ 連絡が取れない場合の行動を決める
通信障害を前提に、連絡が取れない場合は「どこで・いつまで待つか」を決めておくことが重要です。
■⑥ 子どもにも分かるルールにする
難しい表現ではなく、子どもでも理解できる言葉でルールを伝えます。春は話し合いと確認に最適な時期です。
■⑦ 紙に書いて見える場所に貼る
決めたルールは紙に書き、玄関や冷蔵庫など目に入る場所に貼っておくことで、非常時にも思い出しやすくなります。
■⑧ 定期的な見直しを前提にする
新年度に決めたルールも、生活の変化で合わなくなることがあります。見直す前提で決めることが大切です。
■まとめ|春の話し合いが家族を守る
避難ルールは決めて終わりではなく、共有してこそ意味があります。春の話し合いが、災害時の迷いを減らします。
結論:
春の防災では、新年度の生活に合わせて家族の避難ルールを決め直すことが重要です。
防災士として現場を見てきた経験から、事前にルールを共有していた家族ほど、災害時にも冷静に行動できていると強く感じています。

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