出典元:厚生労働省「災害時の飲料水確保に関する指針」
水の確保は、防災の最優先事項です。
近年、「空気から水を作る装置」が注目されています。
今回は、防災×空気から水を作る革新的ツールの可能性と注意点を解説します。
■① 空気から水を作る仕組み
空気中の水分を、
・冷却して結露させる
・フィルターで浄化する
ことで飲料水を生成します。
湿度が高い環境ほど効率が上がります。
■② 防災用途としてのメリット
・水源が不要
・電源があれば生成可能
・繰り返し使用可能
新しい選択肢として期待されています。
■③ 注意すべき現実的課題
・電力が必要
・生成量が限られる
・湿度依存
停電時は使えない場合があります。
■④ 被災地支援で多かった誤解
被災地活動で多かったのは、
「最新機器があれば水問題は解決する」
という期待です。
実際には、基本的な備蓄水が最も安定していました。
革新技術は“補助的”に考えるべきです。
■⑤ 備蓄水との併用が現実的
・ペットボトル備蓄
・ウォータージャグ
・給水所利用
と組み合わせることで安心感が高まります。
■⑥ 自律型避難の視点
水を自分で確保できる手段が増えることは、
判断の余裕につながります。
ただし過信は禁物です。
■⑦ やらなくていいこと
高額機器を無理に購入する必要はありません。
まずは基本の備蓄から整えましょう。
■⑧ 今日できる最小行動
家庭の飲料水備蓄量を確認する。
1人1日3Lを目安に見直す。
■まとめ|革新と基本の両立
空気から水を作る装置は可能性のある技術です。
しかし、防災の基本は備蓄水です。
結論:
革新的ツールに頼りすぎず、基本の水備蓄を優先することが重要です。
元消防職員・防災士として現場で強く感じたのは、確実に確保できる水が何より安心材料だったということです。最新技術は“補完”として活用しましょう。

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