【防災士が解説】防災×車トラブル|冬の出動要請最多「バッテリー上がり」を防ぐ現実的な備え

冬の道路トラブルは、
事故だけではありません。

実は出動要請で最も多いのが
「バッテリー上がり」です。

災害時・大雪時に動けなくなると、
命に関わる事態にもなります。

今回は、
冬の車トラブルを防ぐために
本当に必要な備えを解説します。


■① 冬にバッテリー上がりが急増する理由

寒さは、
バッテリーの性能を大きく低下させます。

低温になると、
内部の化学反応が鈍くなり、
電気を蓄える力が弱まります。

その状態で、
・短距離運転の繰り返し
・暖房やライトの多用
が重なると、
一気にバッテリーは限界を迎えます。


■② 自分でできるバッテリー簡易チェック

バッテリーには、
外から状態を確認できるタイプがあります。

・バッテリー液が上下の線の間にあるか
・軽く揺らして液が動くか

また、
インジケーター付きの場合は
色で状態を判断できます。

冬前と寒波前の確認が重要です。


■③ タイヤは「溝」より「プラットホーム」

冬の基本はスタッドレスタイヤですが、
見落とされがちなのが
「プラットホーム」です。

これは、
スタッドレスとしての
使用限界を示す目印。

ここが表面に出てきたら、
溝が残っていても性能は低下しています。

寿命の目安は5年。
雪国では特に重要です。


■④ 冬の車に必須の装備とは

冬の車には、
最低限これが必要です。

・ブースターケーブル
・防寒具
・手袋
・簡易スコップ
・非常用ライト

これらは、
災害時の「車内避難」にも直結します。


■⑤ 「車版モバイルバッテリー」という選択肢

近年急増しているのが
ジャンプスターターです。

これは、
他の車がなくても
自力でエンジン始動ができる機器。

・バッテリー上がり対応
・スマホ充電対応
・小型で常備可能

冬の防災装備として
非常に相性が良いアイテムです。


■⑥ ブラックアイスバーンの本当の怖さ

見た目が濡れた路面でも、
実際は凍結している場合があります。

これがブラックアイスバーン。

実験では、
停止距離に約50mもの差が出ました。

「見た目で判断しない」
これが冬の鉄則です。


■⑦ 冬道で絶対に避けるべき運転

雪道・凍結路では、
次の行動が事故を招きます。

・急発進
・急ブレーキ
・急ハンドル

すべてに共通するのは
「急」です。

冬の運転は、
ゆっくり・早め・余裕が基本です。


■⑧ まとめ

冬の車トラブル対策は、
防災そのものです。

・バッテリー点検
・タイヤの寿命確認
・ジャンプスターターの常備
・慎重な運転操作

雪や寒さは、
予想以上に行動を制限します。

動けなくなる前に、
今日できる備えをしておきましょう。

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