【防災士が解説】DMAT拡充で安心は危険?知らないと一発アウトな“医療依存”の判断基準

結論です。

DMATが来る前提で行動するのは危険。“来るまで自分で生きる準備”が最優先です。


■① 何が変わるのか

厚生労働省は、DMAT(災害派遣医療チーム)の事務局を北海道・九州に新設し、対応の迅速化を進めます。

・東京・大阪 → 4拠点へ拡充
・広域災害対応の強化
・南海トラフなど大規模災害を想定

一見すると「安心材料」に見えます。


■② 一番危ない誤解

ここが重要です。

・DMATがすぐ来る
・医療はすぐ受けられる
・救急はいつも通り動く

これは危険です。

災害直後は“医療が来ない時間”が必ず発生します。


■③ 現場で起きている現実

元消防職員として断言します。

災害時は、

・道路寸断
・情報混乱
・医療機関の被災

が同時に起きます。

被災地派遣でも、

「助けに行きたくても行けない」

状況は普通にあります。


■④ DMATの本当の役割

DMATは万能ではありません。

・少人数(基本4人)
・初動対応が中心
・優先順位をつけて活動

つまり、

「全員をすぐ助ける組織ではない」

という現実があります。


■⑤ 判断を間違えるとどうなるか

よくある失敗です。

・救急を待ち続ける
・自力避難が遅れる
・軽症が重症化する

結果、

「助かるはずの人が助からない」

という事態になります。


■⑥ 正しい判断基準

答えはシンプルです。

「医療が来る前に動く」

・軽傷のうちに避難
・自分で止血・応急処置
・安全な場所へ移動


■⑦ 今日できる行動

・応急手当を1つ覚える
・常備薬を持ち歩く
・避難時の持ち出し品に医療セット追加


■⑧ やらなくていいこと

・「誰かが助けてくれる」と思う
・救急前提の行動
・準備ゼロで安心する


■まとめ

今回の結論です。

DMAT強化=安心ではない。“来るまで自分で生きる”が防災の基本。

・医療は遅れる
・救助は選ばれる
・判断は自分

元消防職員・防災士として伝えたいのは、

助かった人は「自分で動いた人」です。


出典:時事通信「DMAT、北海道と九州に新設へ」

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