【防災士が解説】飲食店の「グリストラップ火災」が起きる理由|見えない油が最大の火種

飲食店では、
厨房外の設備火災も見逃せません。

現場では、
グリストラップに溜まった油脂が着火
した事例を確認してきました。


■① 油脂が日々蓄積する構造

最大の原因です。

・排水に含まれる油
・冷えて固まる
・内部に層を作る

燃える準備が、
静かに進行します。


■② 清掃頻度が追いつかない

現場で多かった実態です。

・忙しくて後回し
・臭い対策のみ
・内部まで清掃しない

「見えない油」が、
危険を増やします。


■③ 周囲に火源が多い環境

飲食店特有の条件です。

・コンロ
・フライヤー
・炭火

近くに火があるほど、
着火リスクが高まります。


■④ 換気不良で可燃ガスが滞留

見落とされがちな要因です。

・蓋を閉めっぱなし
・通気不足
・温度上昇

内部環境が、
発火しやすくなります。


■⑤ 夜間・閉店後に発生しやすい

発見が遅れる時間帯です。

・人がいない
・異臭に気づかない
・初期消火ができない

被害が、
拡大しやすくなります。


■⑥ 延焼すると被害が大きい

現場で見た特徴です。

・床下へ延焼
・配管を伝う
・建物全体に影響

設備火災は、
拡大が早いです。


■⑦ 火災を防げた店舗の共通点

現場で共通していました。

・定期清掃の記録
・専門業者の点検
・油を流さない工夫

「溜めない管理」が、
事故を防ぎました。


■⑧ 今日からできる一歩

まずは、これだけで十分です。

・清掃周期を決める
・清掃記録を残す
・異臭や発熱に敏感になる

それだけで、
グリストラップ火災は防げます。


■まとめ|設備火災は「見えない油」を制する

火は、
見える場所だけにありません。

結論:
グリストラップ火災は、油脂の蓄積と管理不足が原因。

元消防職員・防災士として断言します。
火災を起こさなかった店舗ほど、
「設備内部まで含めた清掃」
を徹底していました。
見えない油を管理することが、
店と命を守ります。

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