地震直後の5分間は、もっとも命に関わる時間。
元消防職員・防災士として、揺れが収まってから最初にやるべき行動をまとめました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■① ガス・電気・火の元を安全に確認する
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
揺れが収まってから、ゆっくり安全確認をします。
・コンロの火
・ストーブ
・電気ヒーター
・落下物の有無
火が出ていれば初期消火、危険ならすぐに119番通報。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■② 家族の怪我・家の中の被害をチェック
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ケガ人がいないか、落下物がないかを確認。
・割れたガラス
・家具の転倒
・水槽の破損
・落ちた棚や家電
小さいケガでも、余震で動けなくなる危険があります。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■③ 玄関ドアを開けて“逃げ道”を確保
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
揺れでドア枠が歪むと、外へ出られなくなります。
・玄関ドア
・ベランダの窓
・非常口
必ず一つは“出口”を確保しておきましょう。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■④ ガスのニオイがないか確認
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ガス漏れは二次災害の原因。
・ガスの臭い
・シューという音
・メーターの表示異常
異常があれば絶対に火気厳禁。
すぐに窓を開け、ガス会社へ連絡。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■⑤ SNSではなく“公式”の災害情報を確認
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
地震直後はデマが大量に流れます。
確認すべきは以下。
・気象庁
・自治体防災アプリ
・NHK
・Yahoo!防災速報
正確な情報が、命を守る判断につながります。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
■まとめ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
地震後“最初の5分”にやるべき行動は次の5つ。
・火の元の確認
・家族と家の安全確認
・玄関ドアの確保
・ガス漏れの確認
・公式情報のチェック
この5つを習慣化しておくだけで、
地震時の生存確率は大きく上がります。
今すぐ家族で共有し、いざという時に迷わない準備をしておきましょう。
コメント