【防災士が解説】地震で“家の中が散乱したとき”最初にやるべき5つの行動|ケガを防ぐ安全確保ガイド

地震のあと、部屋が散乱している状態は非常に危険です。
元消防職員・防災士として、ケガを防ぎながら安全を確保する初動行動をまとめました。

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■① 靴(スリッパではなく“靴”)を履く
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部屋にはガラス片・陶器・家電部品が散乱しています。

・裸足 → 切創
・スリッパ → 貫通の危険

地震の後は“室内でも靴を履く”が基本です。

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■② 子ども・高齢者を安全な場所へ移動
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片づけより最優先は「家族の安全」。

・割れたガラスのない部屋
・落下物の少ない部屋
・余震で危険の少ない場所

安全が確保される場所へ避難させます。

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■③ 家具の倒れそうな方向に近づかない
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地震で家具は“いつ倒れてもおかしくない状態”になります。

・本棚
・冷蔵庫
・食器棚
・大型テレビ

揺れで弱った状態の家具は、余震で倒れる危険が高いです。

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■④ 割れたガラス・食器の片付けは“厚手の手袋”
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素手で触るのは絶対NG。

・園芸用の厚手手袋
・革手袋
・軍手+ゴム手袋の二重

新聞紙で包んでからゴミ袋へ入れると安全。

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■⑤ ガス・水道・電気の異常がないか確認
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散乱=配管やケーブルがダメージを受けている可能性があります。

・ガスの臭い
・蛇口の水漏れ
・コンセントの焦げ
・家電の破損

どれか一つでも異常があれば、使用を控えて業者へ連絡。

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■まとめ
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地震後、部屋が散乱したときに最初にやるべき行動は5つ。

・靴を履く
・子ども・高齢者の安全確保
・倒れそうな家具に近づかない
・割れたガラス類は厚手手袋で処理
・ガス・水道・電気の異常確認

散乱した部屋は“危険物だらけ”です。
焦らず、安全確保を最優先に動きましょう。

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