【防災士が解説】防災×SDGs目標17|行政・企業・住民が噛み合わない本当の理由

災害時、
「なぜこんなに支援があるのに、うまく回らないのか」
と感じたことはありませんか。

その原因の多くは、
立場ごとの“目的のズレ”にあります。

SDGs目標17は、
このズレを埋めるための防災目標でもあります。


■① 行政・企業・住民は見ている景色が違う

行政は「全体最適」
企業は「迅速性・継続性」
住民は「今すぐ助けてほしい」

どれも正しい。
しかし、視点が違うため噛み合わなくなります。


■② 連携が崩れる瞬間は“善意”が重なった時

支援物資が山積みになる一方で、
必要な場所に届かない。
これは善意が悪いのではなく、
調整役が不足しているだけです。


■③ 防災協定が「紙の約束」で終わる理由

多くの自治体は企業と防災協定を結んでいます。
しかし、
・誰が連絡するのか
・いつ動くのか
・現場判断は誰か
ここが曖昧なままのケースが多いのが現実です。


■④ 現場で見た“誤解されがちポイント”

「企業は営利目的で動いている」
と思われがちですが、
実際は現場で判断できず動けないことも多いです。
ルール不在が足かせになります。


■⑤ パートナーシップは“顔合わせ”から始まる

訓練で顔を合わせたことがあるかどうか。
それだけで災害時の動きは全く変わります。
名刺交換一回分の差が、生死を分けることもあります。


■⑥ 住民もパートナーの一員

受け身の「被災者」ではなく、
・情報提供
・地域支援
・助け合い
住民自身も防災の担い手です。


■⑦ SDGs17を活かす地域の特徴

・平時から訓練に企業が参加
・防災会議に住民代表がいる
・情報発信ルートが複数ある

特別なことはしていません。
「一緒に考えている」だけです。


■⑧ 連携は仕組みより関係性

完璧なマニュアルより、
信頼関係の方が強い。
これが災害現場の現実です。


■まとめ|連携は訓練でしか育たない

SDGs17は理念ではありません。

結論:
防災におけるパートナーシップは、平時の積み重ねで決まる

一度も話したことがない相手とは、
災害時に連携できません。
防災は、人と人の関係づくりです。

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