【防災士が解説】防災×正月太り|体重増加が災害時の「動けない」を生む

正月明けに多くの人が口にする言葉があります。
「ちょっと太ったかも…」

実はこの正月太り、防災の視点では見過ごせない問題です。
体重増加は、災害時の「避難行動」「健康リスク」「災害関連死」に直結します。


■① 正月太りは“一時的”ではない

正月期間は、
・食事量の増加
・飲酒量の増加
・運動量の低下

が同時に起こります。

この時期の体重増加は、
・内臓脂肪
・筋力低下
・血圧上昇

を伴いやすく、短期間でも身体機能を確実に落とします。


■② 災害時に「動けない体」になる

災害時に必要なのは、
・歩く
・階段を上る
・長時間立つ

という基本動作です。

体重が増え、筋力が落ちた状態では、
・息切れ
・膝や腰の痛み
・転倒

が起きやすくなります。

実際、避難中の転倒・骨折は高齢者だけでなく、
正月明けの中高年層にも多いのが現実です。


■③ 正月太りは災害関連死の入口

災害関連死の多くは、
・心疾患
・脳血管疾患
・肺炎

など、日常の健康状態が大きく影響します。

正月太りによる
・血圧上昇
・血糖値悪化
・睡眠の質低下

は、避難所生活のストレスと重なり、
命に直結するリスクになります。


■④ 防災としての「正月リセット習慣」

防災対策は備蓄だけではありません。

今日からできることは、
・1日10分歩く
・階段を使う
・夕食を少し軽くする

これだけでも、
「動ける体」を取り戻す第一歩です。

特別なトレーニングは不要です。


■⑤ 防災は“体”も備えるもの

非常食や防災グッズは揃っていても、
動けない体では意味がありません。

正月太りは、
「災害時に助かる力」を静かに奪います。


■まとめ

・正月太りは災害リスクを高める
・動けない体は避難の失敗につながる
・健康管理も立派な防災

防災とは、
日常の積み重ねそのものです。

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