災害が発生したとき、被害を大きく左右するのが「最初の1時間の行動」です。混乱の中で何をするべきかを、分かりやすくまとめました。
■ ① 身の安全の確保(最優先)
揺れ・洪水・火災など、まずは自分の命を守る行動が最優先。
家具の倒壊、落下物、ガラス破片を避け、二次災害を防ぎます。
■ ② 家族の安否確認
● すぐに電話はつながらない
● 災害時伝言サービス(171)
● LINEはつながりやすい
安否が確認できるだけで、行動の判断が大きく変わります。
■ ③ 被害状況の把握
● 火災の有無
● 水位の上昇
● 建物の損傷
● 道路状況
自宅周辺のリスクを把握し、避難判断の材料に。
■ ④ 避難の判断
● 避難指示レベル4:必ず避難
● 夜間の避難は危険→早めに行動
● 車の使用は“冠水前”のみ
早い判断が命を守ります。
■ ⑤ 最低限の持ち出し
● 飲み物
● 携帯バッテリー
● 懐中電灯
● 貴重品
● 薬
● タオル
1時間以内なら、必要最低限で十分です。
■ まとめ
災害発生直後は、冷静な判断が難しくなります。
だからこそ、“最初の1時間の行動手順”を覚えておくことが、命を守る最大の防災対策です。

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