【防災士が解説】防災×春|引っ越しで「必ず確認すべき注意点」

引っ越しは生活を一新する一方で、防災面では最も事故と後悔が起きやすいタイミングです。新生活に意識が向くほど、「確認していなかったこと」が非常時に直結します。防災×春は、引っ越し時の注意点を押さえることで大きく差がつきます。


■① 新居の災害リスクを確認していない

ハザードマップを見ないまま住み始めるケースは非常に多くあります。浸水、土砂災害、津波、液状化など、立地によるリスク確認は最優先事項です。


■② 避難場所と避難経路を知らない

「近くにあるはず」と思っていても、実際の避難場所やルートを把握していないと行動が遅れます。昼と夜、晴天と雨天の両方を想定する必要があります。


■③ ライフラインの操作を把握していない

ブレーカー、ガス元栓、給湯器、水道元栓の場所と操作方法を知らないまま生活を始めると、非常時に対応できません。引っ越し初日に確認すべき項目です。


■④ 家具の固定を後回しにする

「落ち着いてからやる」は危険です。引っ越し直後こそ家具転倒のリスクが最大になります。配置と同時に固定する意識が重要です。


■⑤ 防災グッズを段ボールに入れたまま

防災グッズが未開封のまま数週間放置されるケースは珍しくありません。使えない防災グッズは存在しないのと同じです。


■⑥ 生活動線が未完成のまま夜を迎える

夜間・停電時の動線を想定せずに生活を始めると、転倒やケガにつながります。寝室から玄関・トイレまでの動線確認は必須です。


■⑦ 家族間のルールを決めていない

集合場所、連絡手段、役割分担を決めないまま新生活が始まると、災害時に混乱が生じます。引っ越しはルール再設定の好機です。


■⑧ 「忙しい」を理由に防災を後回しにする

引っ越し直後は最も忙しい時期ですが、同時に最も無防備な時期でもあります。この空白期間が最大の注意点です。


■まとめ|引っ越しは防災の再スタート地点

引っ越しは、防災がゼロから始まるタイミングです。生活が整う前に、防災を組み込むことが重要です。

結論:
引っ越しの注意点は、「生活より先に防災を整えること」です。
防災士として現場を見てきましたが、引っ越し直後の被災ほど混乱と後悔が大きくなります。新生活の最初に防災を整えることが、最も確実な命の守り方です。

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