梅雨の防災で軽視されがちなのが、洗濯と乾燥の問題です。被災現場では、衣類が乾かないことが不快や不安を生み、行動を遅らせる要因になっていました。防災×梅雨は、身にまとう環境が判断力を左右します。
■① 梅雨は衣類が乾かない前提になる
雨と高湿度で、干しても乾かない日が続きます。着替えが不足すると、外に出る意欲が下がります。
■② 濡れた服は体温を奪う
湿った衣類は体を冷やし、疲労を増幅させます。体温低下は集中力を奪い、判断を鈍らせます。
■③ 不快感が「様子見」を生む
濡れる・蒸れる不快を避けたい心理が、確認や避難の先送りにつながります。梅雨は心理的ブレーキが強くなります。
■④ 乾かないことが衛生不安を生む
生乾き臭や雑菌の増殖は、ストレスを高めます。ストレスは意思決定の質を下げます。
■⑤ 梅雨は「着替えの余裕」が行動力
着替えが確保できていると、濡れる判断がしやすくなります。余裕は行動を早めます。
■⑥ 室内干しが動線を塞ぐ
室内干しは視界や通路を狭め、夜間・停電時の転倒リスクを高めます。生活安全が低下します。
■⑦ 乾燥手段が単一だと詰む
電気乾燥だけに頼ると、停電で一気に行き詰まります。梅雨は冗長性が重要です。
■⑧ 梅雨の防災は「着られる状態」を保つ
防水・速乾・替えの確保は、装備の問題です。着られること自体が防災になります。
■まとめ|梅雨の防災は身にまとう環境から
洗濯と乾燥は家事ではなく、行動力の基盤です。梅雨はここが崩れやすい季節です。
結論:
防災×梅雨では、「いつでも着替えて動ける状態」が命を守ります。
防災士として現場を見てきましたが、衣類の不安がない人ほど外に出る判断が早く、被害を避けられていました。梅雨の備えは、雨具だけでなく「乾く仕組み」を用意することが重要です。

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