【防災士が解説】防災×運ぶ力|「あるのに使えない」を防ぐ容器という備え

災害時、
多くの人がこう言います。

「水はある」
「ストーブはある」
「発電機もある」

それでも現場では、
使えないという事態が起きます。

理由は単純です。
運ぶ手段がないからです。


■① 防災で見落とされがちな「運ぶ」という工程

防災というと、
どうしても「中身」に目が向きます。

・水
・食料
・燃料
・電源

しかし実際には、
それを

・どこから
・どこへ
・どうやって

運ぶかまで含めて、防災です。


■② 災害時、「その場にない」ことが普通に起きる

現場ではよくあります。

・給水所まで数百メートル〜数キロ
・燃料はあるが別の場所
・支援物資が一点集中

このとき、
容器がなければ何も始まりません。


■③ ゴミ袋・ペットボトルが危険な理由

代用品としてよく挙がるのが、

・ゴミ袋
・ペットボトル

しかしこれは、
一時しのぎにしかなりません。

・破れる
・漏れる
・持ちにくい
・衛生面に不安

結果、
水や燃料を無駄にし、
体力と気力を削ります。


■④ 容器は「生活を支える道具」

容器の役割は、
単に入れることではありません。

・安全に運べる
・量が分かる
・繰り返し使える
・人に渡せる

これができて初めて、
生活の継続が可能になります。


■⑤ 長期戦になるほど「運ぶ力」が効いてくる

災害が長期化すると、

・何度も運ぶ
・少しずつ補給する
・人と分け合う

という場面が増えます。

このとき、
しっかりした容器があるかどうかで、
消耗の差が大きく出ます。


■⑥ 防災は「持っている」では足りない

現場で差が出るのはここです。

・ある → 使える
・ある → 運べる
・ある → 続けられる

防災は、
所有ではなく運用です。


■⑦ 容器は選択肢を残す備え

何を入れるかは、
その時にならないと分かりません。

・水
・お湯
・燃料

状況に応じて使える容器があることは、
判断の自由を残すことでもあります。


■⑧ 防災の次の段階に必要な視点

命を守ったあと、
必要になるのは生活を回す力です。

その土台にあるのが、
「運ぶ」という行為。

ここを軽視すると、
生活は一気に不安定になります。


■まとめ|防災は「中身×運ぶ力」で完成する

水や燃料があっても、
運べなければ意味がありません。

容器は地味ですが、
確実に生活を支えます。

結論:
防災とは、使える状態まで備えること

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