【元消防職員・防災士が解説】凍結の朝は事故が一気に増える

冷え込んだ朝、特に最低気温が0℃付近の翌朝は要注意。

転倒による骨折、車の追突、スリップ事故が一気に増えます。

一番危険なのは、

✅ 陽が当たらない歩道

✅ 橋の上、交差点、横断歩道の白線

✅ 坂道、駐車場の出入口

とくに「雪が溶けたあとに再凍結」した日は、見た目が普通でもツルツルです。

✅ 歩行術:転倒しないための“具体的な動き”

① 歩幅を「いつもの半分」にする

大股歩きは転倒の原因。

小さな歩幅で、重心を低く、体をまっすぐ前に倒すように歩きます。

② 靴底は「溝が深い・柔らかいゴム」が最強

  • スニーカーより、トレッキング靴や作業靴
  • 溝が浅い靴は一気に滑ります

転勤・通学前に裏を見て、溝の深さを確認してください。

③ 手をポケットに入れない

手が使えないと、転倒時に受け身が取れずケガが重症化。

手袋は必須アイテム。

✅ 車の操作:止まらない・曲がらないと思って走る

凍結路では、制動距離(ブレーキを踏んで止まる距離)が乾いた路面の3〜10倍に伸びます。

例:時速40kmなら

  • 乾燥路:20m前後で停止
  • 凍結路:60〜200mかかることも

①「急」のつく操作は絶対しない

  • 急ハンドル
  • 急ブレーキ
  • 急加速

これだけで事故リスクは激減します。

② 車間距離は「いつもの3倍以上」

前方が止まっても、自分が止まれなければ追突です。

③ 橋の上・日陰・トンネル出口は特に滑る

ブラックアイスバーンと言われ、見た目では分かりません。

「怪しい場所ではアクセルを離す→ブレーキは弱く何回も」が安全。

✅ 持ち物:準備で転倒も事故も防げる

  • 滑り止めカバー(靴に装着できるタイプ)
  • 手袋・ニット帽(手が使える&バランスが保てる)
  • カイロ(体が冷えると筋肉が硬くなり転倒しやすい)
  • 折りたたみスコップ(駐車場や車の周囲を除雪)
  • 解氷スプレー(フロントガラス凍結対策)

歩く人も、運転する人も、凍結日はこれだけで危険度が下がります。

✅ 今日からできる「意識だけの対策」

✅ 橋や日陰はスピードを落とす

✅ 白線・マンホールを踏まない

✅ 歩幅は小さく、手を出して歩く

✅ 車間を3倍

✅ 急のつく操作をしない

事故の多くは「油断」です。

凍結の日は“安全運転のプロ”のつもりで動くと変わります。

朝のたった5分が、命を守る

路面凍結は冬の日常にある災害。

注意した人だけが助かります。

焦らず、ゆっくり、慎重に。

大切な家族・仕事・学校を安全に迎えましょう。

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