【防災士が解説】防災×備蓄|季節別備蓄で「やらなくていい防災」

防災は「足す」ほど安心だと思われがちです。
しかし被災地で感じたのは、足しすぎた防災ほど使えないという現実でした。

季節別備蓄は、
「やる防災」ではなく
「やらなくていい防災」を決めるための考え方でもあります。


■① 被災地で多かった“詰めすぎ備蓄”

実際の現場では、

・多すぎて取り出せない
・何が入っているか分からない
・重くて運べない

という備蓄が非常に多くありました。

量が安心を生むとは限りません。


■② 季節別にすると「不要」が見える

季節で分けると、

・今は不要な防寒具
・今は使わない冷却用品
・季節外れの食品

が自然に見えてきます。

不要を減らすことが、防災の第一歩です。


■③ 春に「やらなくていい防災」

春に無理していらないのは、

・真冬用の重装備
・長期保存食だけの食事
・過剰な量の備蓄

春は“動ける季節”。
軽さと柔軟性が大切です。


■④ 夏に「やらなくていい防災」

夏に不要なのは、

・加熱前提の食事ばかり
・厚着前提の装備
・水を節約しすぎる我慢

夏は、
体力温存が最優先です。


■⑤ 秋に「やらなくていい防災」

秋に避けたいのは、

・一つの災害だけを想定
・防水を後回し
・「まだ大丈夫」という判断

秋は、
想定外が重なります。


■⑥ 冬に「やらなくていい防災」

冬にやらなくていいのは、

・寒さを我慢する
・動かないことを責める
・完璧な生活を目指す

冬は、
生き延びれば合格です。


■⑦ 被災地で助かった人の共通点

助かっていた人ほど、

・持ち物が少ない
・使う物が決まっている
・迷わない

これは、
「やらないことを決めていた」結果でした。


■⑧ 備蓄は“選択肢を減らす道具”

災害時は、

・判断力が落ちる
・疲れている
・余裕がない

だからこそ、
選択肢が少ない方が強い


■⑨ 心を守るための引き算

引き算の防災は、

・自分を責めない
・他人を責めない
・無理をしない

心を壊さない備えです。


■⑩ 一言まとめ

防災は、
「何をやるか」より
「何をやらなくていいか」

季節別備蓄は、
あなたを楽にする防災です。

楽に続く防災が、
一番強い防災です。

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