【防災士が解説】防災×作業安全|災害時に軍手は不十分?手を守る「あんしんグローブ」という選択

災害時の片づけ作業や避難後の生活では、想像以上に「手」を酷使します。ガレキ、ガラス片、木材、金属片――こうした危険物が散乱する現場で、手を守れるかどうかは行動の安全性を大きく左右します。安価で身近な軍手だけでは不十分な場面も多く、より安全性の高い手袋を備えておくことが重要です。


■① 災害時に「手の保護」が重要な理由

災害現場では、鋭利なガラスや釘、金属片に触れる機会が多くなります。手を負傷すると、応急処置や移動、食事の準備など日常動作が一気に困難になります。手のケガは生活機能の低下に直結するため、事前の備えが不可欠です。


■② 軍手では足りない現実

軍手は安価で入手しやすい一方、滑り止め性能や耐切創性、対刺突性は限定的です。災害時の瓦礫撤去や片づけでは、軍手を貫通するガラス片や金属で負傷するケースが実際に多く見られます。


■③ あんしんグローブとは?

「あんしんグローブ」は、防災用品メーカー・ファシルが手がける防災用途を意識した手袋です。耐切創性を備え、反射材も付いた設計で、防災と日常作業の両立を想定しています。防災用品としてだけでなく、アウトドアや庭作業にも使える汎用性が特徴です。


■④ 主な仕様と安全設計

甲側はポリエステルメッシュ素材で通気性を確保し、掌部には耐摩耗性に優れた人工皮革を採用。反射材付きで夜間作業の視認性も高められています。耐摩耗テスト750回をクリアしており、災害時の過酷な使用にも耐えうる設計です。


■⑤ 実際に使って感じた耐切創性

耐切創性については、カッター刃を当てても貫通せず、グローブ自体にも損傷が見られませんでした。ガラスや金属片が多い現場でも、心理的な安心感が大きく、作業に集中しやすくなります。


■⑥ フィット感と動かしやすさ

薄手で柔らかく、手にしっかりフィットします。指の可動域が広く、細かな作業も行いやすいのが特徴です。手首はマジックテープで調整可能なため、幅広い年齢層に対応します。


■⑦ 防災・日常で使える活用シーン

キャンプや登山などのアウトドア、ガーデニング、夜間作業、災害時の片づけや救助補助など、幅広い場面で活躍します。防災専用品としてしまい込まず、日常使いできる点が大きなメリットです。


■⑧ 防災士から見た「手袋の備え」の落とし穴

現場で多い失敗は、「軍手があるから大丈夫」と思い込んでしまうことです。実際には手の負傷が行動制限につながり、結果的に自助力が低下します。手袋は消耗品と考え、性能重視で選ぶことが重要です。


■まとめ|“手を守る”ことは“行動力を守る”こと

災害時において、手の安全確保は行動力と直結します。
結論:
軍手だけに頼らず、耐切創性のある手袋を備えることが、自分と家族を守る備えになります。

防災士としての現場経験からも、手を守れている人ほど落ち着いて行動できています。自律型避難の一環として、「あんしんグローブ」のような実用性の高い手袋を、ぜひ防災備蓄に加えてください。

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