花粉症の時期に避難所生活が始まると、「屋内なのに症状が悪化した」という声が少なくありません。被災地派遣やLOとして避難所運営に関わった経験からも、花粉対策の有無で体調とストレスに大きな差が出ることを実感しています。ここでは、避難所で実践できる現実的な花粉対策を整理します。
■① 避難所内でも花粉は持ち込まれる
避難所は屋内ですが、人の出入りや衣類に付着した花粉によって、室内にも花粉が入り込みます。特に入口付近や通路は花粉が溜まりやすい傾向があります。
■② マスクは「常時着用」が基本
花粉症の人は、避難所内でもマスク着用を基本とします。就寝時を除き、症状が出やすい時間帯は外さない判断が有効です。
■③ マスクの使い分けと交換タイミング
同じマスクを長時間使うと、表面に付着した花粉が逆効果になります。数時間おき、または屋外に出た後は交換する意識が重要です。
■④ 衣類は「花粉を落としてから入る」
屋外から戻ったら、避難所に入る前に上着を軽く払う、可能であれば入口付近で脱ぐことで花粉の持ち込みを減らせます。
■⑤ 花粉が付きにくい服装を選ぶ
ウールやフリース素材は花粉が付着しやすいため、ナイロンやポリエステル系の衣類が避難時には適しています。
■⑥ 室内用と屋外用を分ける
可能であれば、屋外用の上着と避難所内で過ごす衣類を分けることで、症状悪化を防げます。
■⑦ 就寝時の花粉対策
就寝前に顔や手をウェットティッシュで拭くだけでも、夜間の鼻づまりや目のかゆみを軽減できます。
■⑧ 周囲への配慮も重要
マスクの交換や衣類の管理は、自分だけでなく周囲の花粉症持ちへの配慮にもつながります。避難所では「みんなで守る」意識が大切です。
■まとめ|避難所での花粉対策は体調維持の基本
結論:
避難所でも花粉対策を怠らないことが、体調悪化とストレス増大を防ぐ鍵です。
防災士として現場を見てきた経験上、花粉症対策ができている人ほど避難生活の負担が軽くなります。マスクと衣類の使い方を少し意識するだけで、避難所生活は大きく変わります。

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