【防災士が解説】防災×語学力|“伝わらない英語”が命取りになる時代に備える

「今年こそ英語を学ぼう」
そう思ったことはありませんか。

語学学習はキャリアのためだけではありません。
実は、防災の観点からも非常に重要な“備え”です。

災害時、避難所や観光地では多くの外国人が困っています。
そのとき、最低限の英語が使えるかどうかで救える命が変わる可能性があります。


■① 災害時に求められる“伝える力”

災害現場では、こんな場面が起こります。

・外国人観光客が避難指示を理解できない
・避難所でのルール説明が伝わらない
・けが人の症状を正しく聞き取れない

英語は“完璧”である必要はありません。
しかし「Danger」「Evacuate」「This way」「Safe」などの基本表現が言えるだけで状況は変わります。

発音一つで意味が大きく変わることもあります。
“Clap your hands”と“Crap your hands”の違いのように、
RとLの差は意味を大きく変えてしまいます。

災害時の誤解は、笑い話では済みません。


■② なぜ今、語学が防災になるのか

日本は観光立国です。
都市部・観光地・空港周辺では、外国人と隣り合わせの生活が当たり前になっています。

大規模災害が起きたとき、
情報弱者になりやすいのは言語の壁を抱えた人たちです。

防災は「自助・共助・公助」で成り立ちます。
語学力は“共助力”を高める重要な要素です。


■③ Duolingoという選択肢

語学学習アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」は、
世界で5億人以上が利用している無料語学アプリです。

・42言語以上に対応
・100以上のコース
・基本利用は無料
・ゲーム感覚で継続しやすい設計

最大の特徴は“続く仕組み”です。
防災も同じで、継続できることが最も重要です。

1日5分でも、1年後には大きな差になります。


■④ 防災士として現場で感じたこと

被災地で活動していると、
外国人住民や観光客が情報を理解できず孤立する場面に遭遇します。

よくある誤解は、
「行政が多言語で対応してくれるから大丈夫」という考えです。

実際には、
初動段階で十分な多言語対応が行き渡るとは限りません。

防災士として感じたのは、
“自律型避難”の大切さです。

自分で判断し、周囲と協力できる力。
語学はその一部になります。


■⑤ 語学は“伝える筋トレ”

パニック下では、
母語以外の理解力は大きく低下します。

だからこそ重要なのは、

・短い単語
・シンプルな文
・ジェスチャーとの併用

完璧な英語ではなく、
“通じる英語”を目指すことです。


■⑥ 今日からできる最小行動

・Duolingoをダウンロードする
・1日5分だけ続ける
・防災関連単語を優先して覚える
・家族と一緒に学ぶ

小さな積み重ねが、
いざという時の判断力につながります。


■⑦ 多言語社会はもう始まっている

首都圏や観光地では、
外国人住民は特別な存在ではありません。

同じマンション、同じ地域で暮らす隣人です。

その人が困っているとき、
一言でも声をかけられるか。

それが地域の防災力を左右します。


■⑧ 知識も立派な備蓄である

水や食料の備蓄は目に見えます。
しかし、知識やスキルの備えは目に見えません。

語学力は“見えない備蓄”です。

防災はモノだけではありません。
判断力と伝達力も含まれます。


■まとめ|語学は未来の命を守る力

防災とは、命を守る準備。
語学も、その一部です。

災害は国籍を選びません。
そして助け合いにも、言葉は必要です。

結論:
語学力は、防災における“伝達の備え”である。

被災地では、ほんの一言が安心につながる瞬間を何度も見てきました。
完璧でなくていい。
通じる努力をしていること自体が、地域の力になります。

今の5分が、
未来の誰かを救うかもしれません。


■出典
Duolingo公式サイト(利用者数5億人以上)
https://www.duolingo.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました