防災ポーチは、
特別な人だけが持つものではありません。
私は元消防職員として、
そして防災士として断言します。
「外出中に被災する可能性」は、
自宅よりも高いことがある。
だからこそ、
日常の延長線上に“備え”を置く。
それが本質です。
■① 防災ポーチとは何か?
防災ポーチとは、
外出先で被災した際に必要最低限の物をまとめたもの。
ポイントは「最小・即応・常時携行」。
リュックではなく、
普段のバッグに入るサイズ。
これが現実的です。
■② 防災士目線で見る“理にかなった中身”
紹介されていた中身は、
非常に実践的でした。
・ホイッスル
・ミニライト
・簡易トイレ
・アルミ保温ブランケット
・緊急連絡メモ(171含む)
・モバイルバッテリー
・常備薬
・絆創膏
・現金
・マスク
・養生テープ+油性ペン
特に評価したいのは、
▶ ホイッスルを外付け
▶ 緊急連絡メモを紙で携行
▶ 養生テープを入れている
これは“現場思考”です。
実際の災害では、
スマホが使えない前提で動くべきです。
■③ 養生テープはなぜ優秀か
養生テープは万能です。
・伝言を書く
・割れたガラス固定
・荷物固定
・簡易目印
東日本大震災の応援派遣時、
避難所で一番不足したのは「固定できる物」でした。
紙とペンだけでは足りない。
貼れることが重要です。
■④ 防水ポーチは正解
大雨で中身が濡れる。
これは本当に起こります。
私は豪雨災害現場で、
リュックが水を吸い、
中身が使えなくなった例を見ています。
防水素材への変更は、
非常に合理的判断です。
■⑤ 500g以内という考え方
ポーチの目安は約500g。
重すぎると持たなくなる。
軽すぎると役に立たない。
この“持ち続けられる重さ”が重要です。
防災は、
継続できなければ意味がありません。
■⑥ 現場で多かった誤解
「家に防災リュックがあるから大丈夫」
違います。
地震は通勤中にも起きる。
豪雨は買い物中にも起きる。
実際、私は被災地で、
帰宅困難者の対応を何度も経験しました。
外で被災する前提。
これがプロの視点です。
■⑦ やらなくていい防災
全部入り巨大ポーチ。
それは続きません。
最小限でいい。
大切なのは、
“いつも持っていること”。
■⑧ 今日できる最小行動
・ポーチを一つ用意する
・ホイッスルを付ける
・紙の緊急連絡先を書く
・モバイル電源を入れる
これだけで、
生存率は確実に上がります。
■まとめ
防災ポーチは、
「非常用」ではありません。
“いつもの備え”。
私は防災士として、
強く言います。
小さな備えが、
大きな後悔を防ぐ。
今日、
バッグの中を見直してみてください。

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