【防災士が解説】子ども向け防災動画・YouTube活用法|正しく使えば“命を守る教材”になる

防災は、
「見る学習」と相性が良い分野です。

特に子どもは、
文章よりも映像のほうが理解しやすい。

ただし、
使い方を間違えると不安を煽るだけになります。

今日は、
子ども向け防災動画の正しい活用法を解説します。


■① なぜ動画が効果的なのか

✔ 地震の揺れ方を視覚で理解できる
✔ 津波のスピードを体感的に学べる
✔ 避難姿勢を真似できる

映像は「疑似体験」です。

疑似体験があるかどうかで、
初動の速さは大きく変わります。


■② 選ぶべき動画の条件

子ども向けに適しているのは、

・イラストやアニメ形式
・解説が穏やか
・行動を具体的に示している
・時間が短い(5分以内)

逆に、
実際の被災映像をそのまま見せるのは慎重に。

恐怖が先行すると、
学びにならない場合があります。


■③ 見せ方のポイント

動画は「見せて終わり」にしない。

✔ 見た後に質問する
✔ 家で実践してみる
✔ 家族で避難経路を確認する

動画は“きっかけ”です。
行動につなげて初めて意味があります。


■④ 被災地で感じた「体験の差」

被災地派遣の際、
子どもたちの反応を見てきました。

防災教育を受けている子は、
揺れに対して自然に身を守る動きができる。

一方、
初めて体験する子は、
何もできずに立ち尽くすことが多い。

映像教育でも、
その差は縮まります。

知っていることは、
心の安定につながります。


■⑤ やらなくていいこと

・恐怖映像の連続視聴
・過度な災害シミュレーション

子どもに必要なのは、
「怖さ」ではなく「対処法」です。


■まとめ

防災動画は、
正しく使えば命を守る教材になります。

見る → 話す → 実践する。

この流れを作ることで、
子どもの中に“自分で守る力”が育ちます。

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