4月1日10時6分ごろ、茨城県南部を震源とする地震があり、栃木県真岡市で最大震度5弱が観測されました。気象庁の震度階級では、震度5弱は「大半の人が恐怖を覚え、棚の食器や本が落ちることがあり、固定していない家具が移動することがある」強さです。津波の心配はありませんが、「津波がない=安全」ではありません。家の中の転倒・落下・火気・余震対応まで含めて動くことが大事です。 oai_citation:0‡気象庁
■① 最初の結論
震度5弱は「大したことなかった」で様子見すると危険。 助かるのは、最初の10分で身の安全と家の危険を確認する人です。 oai_citation:1‡気象庁
地震で本当に怖いのは、最初の揺れだけではありません。
元消防職員として現場感覚で言うと、その直後の
- 倒れかけた家具
- 落ちたガラス
- 火の始末
- 慌てた移動
- 余震の再被害
ここでけがをする人が多いです。
■② まず何をするか
最初にやることはシンプルです。
- 頭を守る
- 倒れそうな家具から離れる
- 揺れが収まってから火の始末をする
- 裸足で歩かない
- ドアを開けて逃げ道を確保する
気象庁も、地震の揺れを感じたらまず身の安全を確保し、火の始末は揺れが収まってから慌てずに行うことを呼びかけています。 oai_citation:2‡気象庁
■③ 何が危ないのか
ここで危ないのは、次の行動です。
- すぐに外へ飛び出す
- 家の中を急いで歩き回る
- 倒れた物を慌てて片づける
- エレベーターを使う
- 情報確認より先に車で移動する
震度5弱クラスでは、建物全壊よりも、家具転倒や落下物による室内事故の方が現実的です。
被災地派遣でも、地震そのものより、揺れの後の行動でけがや混乱が広がる場面を見てきました。だからこそ、最初に必要なのは「急ぐこと」ではなく、危険を増やさない動きです。
■④ 揺れが収まった後の判断基準
助かる判断はシンプルです。
「家の中が安全か」「このまま居られるか」を先に見る。
確認したいのは、
- 家具が倒れそうになっていないか
- ガラスが割れていないか
- 火災の危険がないか
- 家族のけががないか
- 余震が来ても安全スペースがあるか
です。
もし、家の中で安全が確保できないなら、慌てず徒歩で避難。
気象庁も、避難は徒歩で荷物は最小限としています。 oai_citation:3‡気象庁
■⑤ 今回の地震で特に意識したいこと
今回の震源は茨城県南部で、関東北部から関東南部まで広く揺れています。
こういう地震は、「自分の家は大丈夫でも、周囲の道路、ブロック塀、古い建物、店舗の棚」などに危険が残りやすいです。最大震度5弱の真岡市周辺だけでなく、震度4や3の地域でも、余震前提での行動が大事です。 oai_citation:4‡気象庁データ
■⑥ 現場感覚として一番伝えたいこと
防災士として一番伝えたいのは、
震度5弱は「助かった後」が本番
ということです。
東日本大震災、熊本地震、能登半島地震のように、最初の揺れの後に長い対応が続く災害を見てきました。
だから、今日の段階でやるべきことは、
- 家具固定の再確認
- 水と食料の確認
- 靴・ライトの置き場所確認
- 家族の連絡方法確認
です。
「今日は大丈夫だった」で終わらせず、次の揺れに備えて1つでも直す。
それが減災で一番強い行動です。
■まとめ
今回のテーマで大事なのは、
震度5弱は“様子見”すると危険。 最初の10分で動くと助かる。
この判断です。
津波がなくても、震度5弱は十分に危ない揺れです。
だからこそ、まずは安全確保。
次に火気・家具・家族確認。
そして、今日のうちに備えを見直す。
これが一番現実的で強い地震対応だと思います。

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