職場の防災

消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】消防操法大会の在り方を考える|「続かない原因」になっていないか

消防団活動の中で、最も意見が分かれやすいのが消防操法大会です。現場を見てきた立場から言うと、操法そのものが悪いのではありません。問題は、運用の仕方と位置づけにあります。消防に関する採用情報や最新の募集状況は自治体によって異なります。受験を検...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】動画・図説を活用した防災教育|防災×伝わる仕組み

防災教育で最も大切なのは、「正しい内容」より「伝わる形」です。被災地や訓練現場を見てきた立場から言うと、文字だけの説明や長い講話は、ほとんど記憶に残りません。消防に関する採用情報や最新の募集状況は自治体によって異なります。受験を検討している...
火災・防火

【元消防職員が解説】火災で亡くなる人の4割は「煙」 命を守るために本当に必要な対策

「火事=炎が怖い」と思われがちですが、実際の火災現場で最も多く命を奪っているのは煙です。統計では、火災による死因の約4割が煙による窒息とされています。現場を知る立場から、なぜ煙が危険なのか、そして生き残るために何をすべきかを整理します。■①...
火災・防火

【元消防職員が解説】スロップオーバー現象とボイルオーバー現象の危険性|防災×危険物火災

危険物施設やタンク火災の現場では、一般火災とは比較にならないほど危険な現象が発生することがあります。その代表例が「スロップオーバー現象」と「ボイルオーバー現象」です。これらは現場で活動する消防職員の生命を直接脅かすだけでなく、周囲の施設や住...
火災・防火

【元消防職員が解説】危険物火災を“知っている”指導者を育てる|防災×危険物教育

消防大学校では、危険物保安業務に関する高度な知識・技術を専門的に修得し、各地域で教育指導的役割を担う人材を育成するため、専科教育として「危険物科」を設置している。令和7年度の危険物科は、10月30日から12月2日までの期間で実施された。■①...
救急(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】救急隊の質を底上げする幹部教育|防災×救急教育

消防大学校では、救急隊長等を対象に、救急業務の教育指導者としての資質向上と、高度な知識・能力の修得を目的とした専科教育「救急科」を設置している。本年度の救急科第87期では、全国から集まった48名が、学生主体で考え、実践する教育訓練に取り組ん...
救急(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】マイナ救急を伝える現場発の広報|防災×救急DX

備北地区消防組合消防本部では、令和7年10月1日に開始された「マイナ救急」の周知を目的として、地元ケーブルテレビ番組に出演し、市民向けの広報活動を実施した。救急現場の当事者が直接伝える広報は、制度理解と行動変容につながる重要な防災施策である...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】身近な場所で防火を伝える工夫|防災×地域連携

中央消防署では、秋季火災予防運動に合わせ、マクドナルド奈良北店と連携した防火啓発イベントを実施した。「いつもの場所」で「楽しく触れる」防災は、地域に防火意識を根づかせる有効な取り組みである。■① 商業施設と消防が連携する意義防火啓発は、伝え...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】初期消火が被害を止めた瞬間|防災×市民協力

令和7年11月19日、海老名市消防本部は、火災の被害拡大を防いだ消防協力者2名に対し、消防長から感謝状を贈呈した。この事案は、市民による「初期対応」がいかに重要かを改めて示す象徴的なケースである。■① 火災の発生と発見の経緯本事案は、同年9...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】119番通報の「質」が命を左右する時代へ|防災×119番

令和7年11月8日・9日、八戸消防本部は「119番の日」の行事の一環として、高機能消防指令センターの見学や新たな救急支援システムの体験を実施した。現場対応力だけでなく、「通報の質」を高める取り組みが、今の防災において極めて重要になっている。...