職場の防災

火災・防火

【元消防職員が解説】防災×林野火災|林野火災警報は本当に役に立っているのか?

乾燥と強風が重なる季節になると、各地で発表される「林野火災警報」。ニュースや自治体の広報で見聞きするものの、「出ても結局、火事は起きている」「意味があるのか分からない」と感じている人も多いのではないでしょうか。現場経験と被災地での実感を踏ま...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】避難所でPM2.5が問題になる理由|防災×空気環境

災害時の避難所では、水や食料、寒さ暑さへの対策が優先されがちです。しかし現場では、「空気の質」が体調を大きく左右する場面を多く見てきました。その中でも見落とされやすいのが、PM2.5の影響です。目に見えないからこそ、静かに体力を奪っていきま...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】グラウンドの砂埃が災害時に危険な理由|防災×屋外環境

校庭や運動場などのグラウンドは、災害時に避難場所や活動拠点として使われることがあります。しかし、そこで見落とされがちなのが「砂埃(すなぼこり)」の問題です。普段は気にならない砂埃も、災害時には健康被害や行動障害につながるリスクになります。■...
火災・防火

【元消防職員が解説】防災×山林火災|消えない火と壊れていく消防装備、長期戦の現実

山梨県大月市・上野原市にまたがる扇山で発生した山林火災は、発生から2週間が経過しました。現在、延焼の勢いは弱まりつつあるものの、完全な鎮圧には至っておらず、地上からの放水を中心に消火活動が続いています。今回の火災では、県内最大規模となる約3...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】防災×家族防災計画|家族防災会議で“決めておくべきこと”は多くない

家族防災計画というと、「細かく決めないといけない」と思われがちですが、違います。被災地で本当に役立った計画は、驚くほどシンプルでした。■① 被災地で機能しなかった防災計画現場で見てきた中で、機能しなかった防災計画には共通点があります。・内容...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】組織内トラブルを防ぐ消防団運営|防災×壊れない組織設計

消防団の課題は、外から見ると「人が集まらない」ですが、内側から見ると本質は別にあります。それは、小さな組織内トラブルが放置されて壊れていくことです。被災地や現場で見てきた中で、強い団と弱い団の差はここにありました。消防に関する採用情報や最新...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】命を守る住宅耐震と家具転倒防止|防災×耐震対策

地震は、いつ・どこで起こるか分かりません。過去の大地震では、「揺れそのもの」よりも、建物の倒壊や家具の転倒によって多くの命が失われてきました。阪神・淡路大震災では6,400人を超える死者が発生し、多くの方が住宅の倒壊や転倒した家具により逃げ...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】災害対応ドローン導入で見落としがちな注意点|防災×ドローン

災害対応ドローンの整備は、「機体を買えば終わり」ではありません。調達手続・情報セキュリティ・事業計画の提出まで含めて、はじめて公的な防災装備として成立します。今回は、制度上とくに重要な「その他」のポイントを整理します。■① ドローン調達時に...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】ドローン技術指導アドバイザー制度とは|防災×ドローン

災害対応におけるドローン活用は、「機体整備」だけでなく正しい運用と人材育成が不可欠です。その中核となる制度がドローン技術指導アドバイザー派遣制度です。■① 制度の目的|ドローンを“使える防災力”にする本要綱は、消防防災分野における無人航空機...
消防(元消防職員が解説)

【元消防職員が解説】財政支援で進むドローン防災体制強化|防災×ドローン

消防防災分野におけるドローン活用は、「必要性」から「実装段階」へと移行しています。その動きを後押ししているのが、国による明確な財政支援措置です。■① 災害対応ドローンは起債対象に消防本部や地方公共団体の防災部局が整備する災害対応ドローンは、...