消防学校初任科では、訓練や学科に意識が向きやすく、食事を後回しにしてしまう学生がいます。
しかし、食事を軽く見ると、体力だけでなく集中力や回復力まで落ちやすくなります。
■①食事は訓練に耐える燃料になる
消防学校では、走る、動く、声を出す、覚える、集団生活を送るなど、毎日多くのエネルギーを使います。
食事量が足りないと、訓練中に力が出ない、集中できない、疲れが抜けないという状態になりやすくなります。
体力づくりは、運動だけでなく食事から始まります。
■②朝食を抜くと午前中に崩れやすい
朝に食欲がない日でも、何も食べずに訓練へ入るのは危険です。
午前中の訓練で体が重くなったり、集中力が落ちたりする原因になります。
少量でも、主食、たんぱく質、水分を意識することが大切です。
■③夏場は水分と塩分もセットで考える
暑い時期の訓練では、汗で水分と塩分が失われます。
食事を抜いた状態で水だけを多く飲んでも、体調が整いにくいことがあります。
夏の初任科では、食事、睡眠、水分、塩分をまとめて管理する意識が必要です。
■④被災地でも食べる力は活動力になる
被災地派遣やLO活動では、食事の時間が不規則になる場面がありました。
それでも、食べられるときに食べて、動ける状態を保つことが活動継続には重要でした。
初任科のうちから、食事を自分のコンディション管理として考えることが大切です。
■⑤無理な減量や食事制限は避ける
体を絞りたい、走れるようになりたいと思って、食事を極端に減らすのは危険です。
訓練量が多い時期にエネルギー不足になると、ケガや体調不良につながる可能性があります。
体を強くするには、食べて、動いて、休む流れを崩さないことが基本です。
■まとめ|食事は体力と集中力を守る訓練の一部
結論:消防学校初任科では、食事を軽く見ず、朝食・水分・塩分・たんぱく質を意識して、訓練に耐えられる体を整えることが大切です。
元消防職員として見ると、しっかり食べて回復できる学生は、疲労がたまる時期でも動きが安定しやすくなります。

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