災害備蓄では「まず3日分」とよく言われます。
しかし、大規模災害では断水、停電、物流の遅れが長引くこともあり、3日分だけでは不安が残る場合があります。
■①3日備蓄は最低ライン
3日備蓄は、災害直後の混乱を乗り切るための最低限の備えです。
水、非常食、ライト、モバイルバッテリー、非常用トイレ、常備薬などを3日分そろえることで、発災直後の不安を減らせます。
まず何から始めるか迷う人は、3日分を最初の目標にすると現実的です。
■②1週間備蓄は生活を続ける備え
1週間備蓄は、在宅避難で生活を続けるための備えです。
水や食料だけでなく、非常用トイレ、衛生用品、電源、薬、ゴミ袋、ラップ、紙皿なども必要になります。
家が安全で在宅避難できる場合、1週間分の備えがあると生活の不安を大きく減らせます。
■③差が出るのは水とトイレ
3日備蓄と1週間備蓄で大きく差が出るのは、水とトイレです。
飲料水は1人1日3リットル、非常用トイレは1人1日5回を目安に考えます。
家族人数が多いほど、必要量は一気に増えます。
■④被災地では3日を超えて困ることがあった
被災地派遣やLO活動では、発災直後だけでなく、その後の生活継続で困る場面を見てきました。
水が足りない、トイレが使えない、スマホが充電できない、食事が単調になる。
元消防職員・防災士として見ると、3日備蓄は入口であり、在宅避難を考えるなら1週間備蓄まで広げることが重要です。
■⑤一度に完璧にそろえなくてよい
1週間分を一度にそろえようとすると、費用も置き場所も負担になります。
まず3日分を作り、その後に水、食料、トイレ、電源、衛生用品を少しずつ増やします。
ローリングストックにすれば、普段使いしながら無理なく備えられます。
元消防職員として現場で感じてきましたが、トイレ対策は「後で買おう」では間に合いません。家族の人数分を今のうちに備えておくと安心です。
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■まとめ|3日備蓄は最低限、1週間備蓄は生活を守る備え
結論:3日備蓄は災害直後を乗り切る最低ライン、1週間備蓄は在宅避難で生活を続けるための備えとして考えることが大切です。
備蓄で一番危ないのは、「3日分あるから十分」と思い込み、断水・停電・トイレ不足が長引く可能性を考えていないことです。

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