近年の災害は、豪雨・猛暑・停電・断水など複合的な被害が増え、
「電力の確保」が命を守るための最重要ポイントになっています。
そんな中、防災の専門家が注目しているのが PHEV(プラグインハイブリッドEV)。
日常ではクルマとして活躍し、災害時は“移動する蓄電池”として電力を供給できる頼れる存在です。
今回は、備え・防災アドバイザー高荷智也さんの知見をもとに、
「なぜPHEVがいま、防災において最適解なのか」を解説します。
■避難所は“最終手段”。個人の電力備蓄がカギ
大地震だけでなく、水害の頻発が大きな脅威になっています。
直近50年で大雨の頻度は 数倍に増加。地球温暖化の影響により、今後さらに増えると考えられています。
高荷さんは言います。
「避難所はあくまで 最終手段。全員が避難所に入れるわけではなく、
都市部では収容率は住民の約2割、備蓄品も限られています。」
さらに、ペット同伴不可の地域も多く、
“自宅や車で安全を確保できる備え” が現実的な選択に。
そこで重要になるのが 電力。
● スマホ
● 冷蔵庫
● エアコン
● マンションの自動ドアやエレベーター
──現代の生活は電力なしでは成立しません。
特に夏の停電は命に関わる深刻なリスクです。
■PHEVが“防災の最適解”として注目される理由
●① 停電時も家電が使える
PHEVは大容量バッテリーを搭載し、
さらに エンジン発電も可能。
V2H機器(※1)で住居とつなげば、停電中でも自宅の電力をまかなえます。
マンションでも、エンジンをかけずに給電できるため、
周囲に配慮しながら利用可能です。
●② 車中泊でも“快適と安全”を確保
アウトランダーPHEVは最大1500Wの電力を車外へ供給でき、
車内のエアコンも使えます(※2)。
避難所が混雑している場合や、ペットがいる家庭では
安全な車中泊 が非常に現実的な選択肢に。
● ポータブル冷蔵庫
● 電気ケトル
● スマホ充電
こうした電化製品が使用できることは、
災害時の生活の質を大きく左右します。
●③ “燃料切れの不安”が少ない
EV(電気だけ)でもなく、ガソリン車(ガソリンだけ)でもないのがPHEV。
電気 + ガソリン の両方が使えるため、
● 長期間の停電
● 被災地での移動
● 遠方への避難
どの場面でも強みを発揮します。
■被災地の外へ“移動して避難”するという選択肢
高荷さんはこう強調します。
「被災地を離れるのは悪いことではありません。
移動できる人が外へ避難することで、
支援を必要とする人へ資源を集中できます。」
アウトランダーPHEVは7人乗りモデルもあり、
家族・ペット・備蓄品を乗せた長距離移動にも向いています。
● 3列目は床下収納 → 荷室が広い
● 悪路に強い走行性能
● 豪雨時も安心の安定走行
避難が必要なとき、頼れる“移動拠点”になります。
■災害時だけでなく、日常でも強みを発揮
PHEVは防災目的だけでなく、普段の暮らしでも多くのメリットがあります。
● EVならではの静かで滑らかな走り
● 運転支援機能で安全運転をサポート
● 1日の走行が短ければ電気だけで走行可能
● ガソリン消費がほとんどゼロに(※3)
● 自宅のソーラーパネルと組み合わせると“移動費ゼロ”も可能
また、2013年から累計販売10万台を突破(※4)、
2024年度はPHEVカテゴリー国内販売台数No.1(※5)を達成しています。
キャンプやアウトドアでは、
電化製品を使った“快適な非日常”を楽しめるのも魅力のひとつ。
■まとめ|PHEVは“日常 × 防災 × 避難”のすべてに強い
● 停電時の電力を確保
● 車中泊でプライバシーと快適性を確保
● ペットと一緒に避難しやすい
● 遠方避難が現実的
● ふだんの生活でも経済的
● アウトドアでも活躍
災害は「突然」やってきます。
しかし備えは「日常の一部」として取り入れることができます。
PHEVは、その両方を満たす“新しい防災の形”。
防災の観点から、そして日常を豊かにする選択肢として、
一度検討してみてはいかがでしょうか。
🔋 電源の確保について
停電が続く場合、照明・スマホ・小型家電への電力確保が課題になります。まずモバイルバッテリー+照明で対応できるか確認し、長期在宅避難を想定する場合にポータブル電源を検討してください。
📌 こんな時に困る:停電・台風後の数日・在宅避難・夏冬の冷暖房
消防職員として夏の熱中症搬送現場を多く経験しましたが、停電+猛暑の組み合わせは命に直結します。停電が3日続いた世帯では、冷蔵庫の食料廃棄・スマホ切れによる孤立・室温35℃超という三重苦が現実になります。
- 必要量の目安:1家族で500〜1000Whクラスを1台(冷蔵庫+スマホ4台+扇風機を半日まかなえる規模)。
- ありがちな失敗:①小型モバイルバッテリーで代用しスマホ1台分しか持たない ②満充電せず棚で保管→使う時0% ③コンセント形状を未確認で家電がつながらない
- 選び方:700Wh前後/AC100V出力/LiFePO4(リン酸鉄)バッテリーで安全性高/太陽パネル併用で長期化
🛡 防災士・元消防職員として、現場で本当に必要だったのはこれ
消防職員として停電後の現場に多く出動しましたが、「ポータブル電源を持っていた家族」と「持っていなかった家族」では3日後の体力と判断力に明確な差がありました。700Wh以上を1台、家族への最高の備えです。
+ あわせて見直したい備え
ポータブル電源を公式ストアで(長期保証つき)
大容量モデルは公式ストアの方が保証・サポートが手厚く、長く使う防災装備としては安心です。容量と保証で選ぶなら一度公式の比較を。
📌 こんな時に困る:揺れ直後の避難・台風時の早期避難・夜間停電下の避難
1品ずつ買い集めると未完成のまま被災します。最初の1セットは中身が監修・選定済みの完成品から始めるのが現実的です。
- 必要量の目安:家族人数分(1人1個)。子ども・高齢者には軽量モデルを追加。
- ありがちな失敗:①リュックだけ買って中身が空 ②玄関ではなく2階押入れで取り出せない ③重すぎて持って逃げられない
- 選び方:30点以上の監修済みセット/家族構成に合わせて子ども用・高齢者用を追加/玄関と寝室の枕元に常時配置
🛡 防災士・元消防職員として、現場で本当に必要だったのはこれ
最初の1セットは中身が選定済みの完成品が現実的。1品ずつ買い集めると未完成のまま被災します。
+ あわせて見直したい備え
防災用品の専門店で“過不足なく”そろえる
ホームセンターで1品ずつ買うと、結局そろわないまま被災します。防災専門店の監修セットなら、家族人数・住居タイプに合わせて抜け漏れなく一度にそろえられます。
⚠ ポータブル電源は高額商品です。用途を明確にした上で選択してください。
💡 照明の確保について
停電時はヘッドライト+ランタンの組み合わせが最も実用的です。懐中電灯だけでは両手作業に不便が生じます。
📌 こんな時に困る:夜間の停電・避難所通路・夜間のトイレ移動
スマホライトは光が弱く電池消費が早い。両手が空くランタンがないと、家族で動く・子どもを抱えて移動するができません。
- 必要量の目安:各部屋に1個(最低3〜4個)。リビング・寝室・トイレ・玄関に配置
- ありがちな失敗:①懐中電灯1個しか買わず家族で奪い合い ②電池切れで使えない ③しまい込んで停電時に探せない
- 選び方:ランタン型で両手が空く/1000lm以上の明るさ/単3電池+USB充電の両対応/枕元と玄関に常備
🛡 防災士・元消防職員として、現場で本当に必要だったのはこれ
停電時は『両手が空くランタン』が最優先。スマホライトでは暗さと電池切れで家族が動けなくなります。
⚠ 電池は単3・単4に統一すると管理が楽です。充電式は停電時に使えない場合があります。
🧭 次のステップ:在宅避難を知っておく


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