近年、道路の陥没、橋の落下、管の破裂、停電、断水など、
「インフラ事故」のニュースが増えています。
実はこれは偶然ではなく、予測されていた未来です。
今後、日本ではインフラ事故がさらに増える可能性があります。
なぜ起きるのか?
何が問題なのか?
何を備えればいいのか?
防災士の視点で、わかりやすく解説します。
◆ なぜインフラ事故が増えているのか?
一番の理由は、
インフラの老朽化です。
日本の高度経済成長期(昭和40~50年代ごろ)に大量に作られた
・道路
・橋
・トンネル
・上下水道
・電気・ガス配管
・鉄道設備
これらが、今まさに「寿命」を迎えています。
当時作られたインフラは、
耐用年数が40~60年。
つまり、2020年代~2030年代は
「一斉に劣化が出てくる時期」なのです。
◆ 修繕しきれない現実
・修理予算が足りない
・作り替えるより維持費が増える
・自治体の技術者が不足
・人口減少で税収が減る
・地方ほど対応が遅れる
結果として、
「壊れてから直す」という状況になりやすく、
事故が起きやすい仕組みになっています。
◆ どんな事故が増える可能性がある?
・道路の陥没
・橋の落下や通行止め
・水道管の破裂、断水
・ガス管の腐食
・停電、設備トラブル
・トンネル内のコンクリ落下
特に都市部・地方都市の両方でリスクがあります。
◆ 雨や地震で一気に悪化
劣化したインフラに
・大雨
・浸水
・洪水
・地震
・台風
が重なると、脆い部分が一気に壊れます。
「普段は安全に見える道路」でも、
地下で土砂が流れて空洞ができ、突然陥没することがあります。
◆ 生活が止まる時に何が困る?
・水が出ない(トイレ・料理・風呂)
・電気が止まる(冷蔵庫・暖房・スマホ)
・道路が寸断(通勤・物流・救急車)
・ガスが止まる(調理・風呂)
インフラ事故は、
「地震がなくても生活を止める災害」です。
◆ 私たちができる“家庭の備え”
・飲料水を多めにストック
・非常用トイレを準備
・モバイルバッテリーを常備
・車のガソリンは半分以下にしない
・スマホの災害アプリ
・災害時に頼れる実家・友人を決めておく
「数日耐えられる生活力」があると安心です。
◆ まとめ
・日本のインフラは一斉に寿命を迎えている
・修繕が追いつかず、事故が増える可能性が高い
・水道・電気・道路のトラブルは生活を止める災害
・家庭で備えることで、パニックを防げる
インフラは一度止まると、元に戻すのに時間がかかります。
だからこそ、「備えていた人だけが困らない」未来になります。
今はまだ間に合います。
今日できる準備から始めることが、防災の第一歩です。

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