車中泊避難で見落とされやすいのが、携帯トイレです。
車で避難すれば何とかなると思っていても、夜間、雨、渋滞、避難所の混雑が重なると、すぐにトイレへ行けないことがあります。
■①車中泊ではトイレに行けない時間がある
車中泊避難では、近くに使えるトイレがあるとは限りません。
避難所のトイレが混雑する、夜に外へ出にくい、雨風が強い、子どもや高齢者がいる。
こうした状況では、車内や車の近くで使える携帯トイレが必要になります。
■②携帯トイレは家用と車用を分ける
家庭用の非常用トイレを備えていても、車に積んでいなければ車中泊ではすぐ使えません。
車中泊を想定するなら、車載用として別に携帯トイレを用意しておくと安心です。
袋、凝固剤、消臭袋、手袋、ウェットティッシュをまとめておきます。
■③必要数は1人1日5回で考える
携帯トイレの目安は、1人1日5回です。
車中泊が1日で終わるとは限らないため、最低1〜3日分は車内にも備えておきたいところです。
家族4人で1日分なら20回分、3日分なら60回分が目安になります。
■④被災地ではトイレ不安が車中泊の負担になった
被災地派遣やLO活動では、車中泊をする人が、夜間のトイレや避難所トイレの混雑に不安を感じる場面を見てきました。
トイレが不安になると、水分を控えてしまい、脱水や体調不良につながることがあります。
元消防職員・防災士として見ると、車中泊避難の携帯トイレは快適用品ではなく、体調を守る必需品です。
■⑤プライバシー対策も一緒に考える
車中泊では、携帯トイレだけでなく、目隠しも重要です。
ポンチョ、ブランケット、車用カーテン、黒い袋、消臭袋があると、心理的な負担を減らせます。
特に子ども、女性、高齢者がいる家庭では、使いやすさまで考えて備えることが大切です。
■まとめ|車中泊避難には携帯トイレを車載用で備える
結論:車中泊避難では、携帯トイレを家用とは別に車載用として備え、1人1日5回を目安に、消臭袋・手袋・目隠し用品も一緒に準備することが大切です。
車中泊避難で一番危ないのは、「トイレはどこかで借りられる」と思い込み、車内で使える携帯トイレを備えていないことです。

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