正月帰省でほとんどの人が考えていないこと。
それが——
「予定通り帰れない」可能性です。
防災の視点では、
帰省は「行ける」より
「帰れなくなる」リスクを考えることが重要です。
備蓄や防災グッズの選び方は、家族構成や住環境によって異なります。必要な防災グッズを種類別に確認したい場合は、必要な防災グッズを一覧で確認することができます。
■① 正月は交通インフラが最も脆い
正月期間は、
・代替便が少ない
・職員が最小限
・復旧に時間がかかる
災害が起きると、
通常より復旧が遅れます。
■② 「1泊延びる」だけで困る人が多い
実際に多いのは、
・着替えが足りない
・常備薬がない
・仕事や学校の予定
帰れないこと自体が、
大きなストレスになります。
■③ 帰省は“避難生活の予行演習”
帰省中に帰れなくなる状況は、
・知らない土地
・限られた荷物
・不十分な情報
これはそのまま
災害時の避難生活です。
■④ 常備薬・眼鏡は必ず持つ
防災士として必ず伝えたいのは、
・常備薬
・眼鏡・コンタクト
・医療情報
これがないと、
一気に生活の質が落ちます。
■⑤ 宿泊先・実家の備蓄を確認
・水は足りるか
・暖房は停電で止まるか
・毛布はあるか
「泊まれる=安全」ではありません。
■⑥ 帰省先での情報源を確保する
・地域の防災無線
・自治体HP
・近隣住民
地元以外では、
情報が入りにくくなります。
■⑦ 帰省を「分散」するという選択
・日程をずらす
・混雑時間を避ける
・途中宿泊を想定
リスク分散も立派な防災です。
■⑧ 無理に帰らない判断も防災
「せっかく来たから」
「今日帰らないと」
この心理が、
被害を大きくします。
■まとめ|帰省は“帰れない前提”で考える
正月帰省は、
楽しいイベントであると同時に
リスクを伴う行動です。
結論:
帰れなくても困らない準備が、命と生活を守る
防災士として、
「帰省=安全に戻るまでがセット」
この意識を持ってほしいと感じています。
🎒 防災リュックについて
既製品か自作かは「揃える時間」で判断します。急ぎの場合は既製品で対応し、内容を家族構成に合わせて調整してください。
📌 こんな時に困る:揺れ直後の避難・台風時の早期避難・夜間停電下の避難
1品ずつ買い集めると未完成のまま被災します。最初の1セットは中身が監修・選定済みの完成品から始めるのが現実的です。
- 必要量の目安:家族人数分(1人1個)。子ども・高齢者には軽量モデルを追加。
- ありがちな失敗:①リュックだけ買って中身が空 ②玄関ではなく2階押入れで取り出せない ③重すぎて持って逃げられない
- 選び方:30点以上の監修済みセット/家族構成に合わせて子ども用・高齢者用を追加/玄関と寝室の枕元に常時配置
🛡 防災士・元消防職員として、現場で本当に必要だったのはこれ
最初の1セットは中身が選定済みの完成品が現実的。1品ずつ買い集めると未完成のまま被災します。
+ あわせて見直したい備え
防災用品の専門店で“過不足なく”そろえる
ホームセンターで1品ずつ買うと、結局そろわないまま被災します。防災専門店の監修セットなら、家族人数・住居タイプに合わせて抜け漏れなく一度にそろえられます。
⚠ 既製品は内容物を確認し、不要なものを外して不足分を追加することで最適なセットになります。
📱 スマホ充電の確保
スマホが使えなくなると、避難情報・家族連絡・地図確認ができなくなります。大容量モバイルバッテリーを1つ備えておくだけで安心感が大きく変わります。
📌 こんな時に困る:停電・台風後の数日・在宅避難・夏冬の冷暖房
消防職員として夏の熱中症搬送現場を多く経験しましたが、停電+猛暑の組み合わせは命に直結します。停電が3日続いた世帯では、冷蔵庫の食料廃棄・スマホ切れによる孤立・室温35℃超という三重苦が現実になります。
- 必要量の目安:1家族で500〜1000Whクラスを1台(冷蔵庫+スマホ4台+扇風機を半日まかなえる規模)。
- ありがちな失敗:①小型モバイルバッテリーで代用しスマホ1台分しか持たない ②満充電せず棚で保管→使う時0% ③コンセント形状を未確認で家電がつながらない
- 選び方:700Wh前後/AC100V出力/LiFePO4(リン酸鉄)バッテリーで安全性高/太陽パネル併用で長期化
🛡 防災士・元消防職員として、現場で本当に必要だったのはこれ
消防職員として停電後の現場に多く出動しましたが、「ポータブル電源を持っていた家族」と「持っていなかった家族」では3日後の体力と判断力に明確な差がありました。700Wh以上を1台、家族への最高の備えです。
+ あわせて見直したい備え
ポータブル電源を公式ストアで(長期保証つき)
大容量モデルは公式ストアの方が保証・サポートが手厚く、長く使う防災装備としては安心です。容量と保証で選ぶなら一度公式の比較を。
⚠ すでに大容量バッテリーをお持ちの場合は「常に充電しておく習慣」だけで十分です。


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