【防災士が解説】震源と震央とは?地震ニュースで混乱しやすい“2つの位置”をシンプルに説明

地震速報で必ず出てくる
震源(しんげん)震央(しんおう)
似たような言葉ですが、実は全く違う場所を指します。

防災士として、誰でも分かるようにまとめます。


■ 震源とは?

地震が実際に発生した場所(地下のポイント) のこと。

・プレートや断層が壊れた地点
・地下数km〜数百kmの深さ
・地震の“スタート地点”

地震は地中で起きるため、震源は地表からは見えない。


■ 震央とは?

震源の真上にある地表の地点 のこと。

・地上での位置
・地図で示される“丸印”の場所
・ニュースで「震央は〇〇」などと紹介される場所

つまり…

◎ 震源:地下

◎ 震央:地上

という関係。


■ どうして区別するの?

● 地震の規模や影響範囲を知る
● 断層の位置関係を把握
● 余震の発生域を予測

地震防災では“どこで地震が始まったか”を知ることが非常に重要。


■ 震源の深さも超重要ポイント

地震速報では必ず「深さ〇km」と出る。

● 深い:揺れが広くゆっくり伝わる
● 浅い:揺れが局地的に強烈

例:
・深さ100km → 広域で震度3〜4
・深さ10km → 限られた範囲で震度6強

“浅い地震ほど危険”と覚えておくとよい。


■ 実例で理解する

▼ 熊本地震(2016)

震源:熊本県益城町付近の地下(浅い)
震央:益城町
→ 浅かったため震度7の強烈な揺れ。

▼ 東日本大震災(2011)

震源:三陸沖の海底(非常に広域)
震央:三陸沖
→ 巨大地震で全国に揺れが広がった。


■ 震源が海底にあると津波が起きやすい理由

● 海底が隆起・沈降
● 水が一気に持ち上がる
→ 津波の発生

震源の深さ・位置は“津波の有無”にも直結。


■ まとめ

震源と震央は…

● 震源:地下で地震が起きた場所
● 震央:その真上の地表地点

地震のメカニズムを理解するための“基本のキ”。
ニュースがグッと理解しやすくなり、
いざという時の避難判断にも役立ちます。

地震への備えは、何を用意するかを事前に整理しておくことで、いざという時の行動が変わります。必要な防災グッズを一覧で確認したい場合は、必要な防災グッズを一覧で確認することができます。

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