【元消防職員が解説】防災×正月⑲|お正月の風邪予防 災害時に「体調不良」が命取りになる理由

お正月は、
一年で最も気が緩みやすい時期です。

一方で災害現場では、
「風邪をひいたこと」そのものがリスクになる場面を何度も見てきました。


■① 正月は体調を崩しやすい条件がそろう

正月は、

・生活リズムの乱れ
・食べ過ぎ・飲み過ぎ
・睡眠不足
・寒暖差

体調管理には最悪の条件が重なります。


■② 被災地で多かった「軽い風邪」が招く悪化

被災地では、

・最初はただの喉痛
・次に発熱
・最後は動けない

という流れが珍しくありませんでした。

医療にすぐ頼れない環境では、
軽い風邪が致命的になります。


■③ 冬の災害×風邪は相性が最悪

冬の災害では、

・寒さ
・乾燥
・栄養不足
・ストレス

免疫が一気に落ちます。

そこに風邪が加わると、
回復が極端に遅れるのが現実です。


■④ 正月に最低限やるべき風邪予防

難しいことは不要です。

・しっかり寝る
・水分を切らさない
・体を冷やさない

被災地で強かった人ほど、
「基本」を守っていました。


■⑤ うがい・手洗いができない想定を持つ

災害時は、

・水が出ない
・石けんが使えない

そんな状況もあります。

そのため、

・ウェットティッシュ
・アルコールシート

これらは防災用品でもあります。


■⑥ 薬の備えは「正月視点」で考える

正月は病院が休みがちです。

・解熱鎮痛薬
・のど薬
・常用薬

最低3日分は、
災害とは無関係に備えておくべきです。


■⑦ マスクは感染対策だけじゃない

被災地では、

・防寒
・乾燥対策
・埃よけ

マスクは多用途でした。

正月の外出や初詣でも、
体調を守る装備になります。


■⑧ 「無理をしない正月」が最大の防災

・無理に出かけない
・無理に飲まない
・無理に頑張らない

被災地で生き延びた人ほど、
「今日は休む」という判断が早かった。


■⑨ 風邪予防は“平時の減災”

風邪をひかないことは、

・災害時の行動力
・判断力
・回復力

すべてを守ります。

お正月の体調管理は、
立派な防災行動です。

「何もしない」のではなく、
「無理をしない」。

それが、
命を守る正月の過ごし方です。

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